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チョイススクリーン、検索変更、代替ストア──スマホ新法がAndroidにもたらした実質的な変化

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Epic Games Storeをダウンロードするには、まず同社のサイトでストアアプリをダウンロードする必要がある。このアプリは、サイドローディングと呼ばれる方法で配信されているため、ダウンロードやインストール時には「有害なファイルの可能性がある」といったセキュリティの警告が出る。これを無視して、「ダウンロードを続行」を選択する。

Epic Gamesは、フォートナイトなどのアプリを配信する独自ストアを用意している。ダウンロード時には、警告が表示される(筆者撮影)

インストール時には、「不明なアプリ」の警告が出るため、これを有効にする。あとは、Epic Games Storeから希望するアプリを入手すればいい。同様のサイドローディングは、何らかの事情でGoogle Playを利用できない事業者も活用している。アメリカの制裁を受け、グーグルのサービスを利用できなくなってしまったファーウェイも、その1社だ。同社はイヤホンやスマートウォッチをAndroidスマホと接続するアプリを、自社サイトで配信している。

上記のアプリはEpic Gamesだったり、ファーウェイだったりの大手事業者が配信しており、セキュリティリスクは少ないが、この仕組みを悪用したマルウェアも配信されているため、利用には細心の注意が必要だ。怪しいサイトからのダウンロードを避けるのはもちろん、上記のようなアプリを入手する際にも、偽サイトではないかどうかはしっかり確認したい。

多様化したアプリ決済、採用が進むかどうかは未知数

スマホ新法では、アプリの決済にも多様性を求めており、グーグルもこれに対応した。元々Androidアプリでは、ゲーム以外のアプリでアプリ内決済をする際にGoogle Play以外の決済方法を組み込めていたが、12月9日にはゲームにもこれを拡大。さらに、アプリから外部のサイトに飛ばして決済する方法も選択できるようになった。

外部サイトに飛ばした決済も可能になった。開発者がこれを選択した場合、グーグルに対して20%の手数料が発生する(筆者撮影)

これらを実際にアプリに組み込むかどうかは開発者次第となる。例えば、現在はアマゾンのKindleなどのアプリはあくまでビューワーとしてのみ提供されており、アプリから直接電子書籍を購入できないが、外部サイトに移動できればそれも可能になる。ただし、外部サイトを利用した際にも、グーグルに対して最大で20%の手数料がかかってしまうため、開発者がこの方法を本当に組み込むかどうかは未知数だ。

アプリ内に直接リンクを設けず、外部のサイトだけで完結させる方法だと、グーグルへの手数料が発生しないため、この方法を取る開発者も徐々に増えている。手数料が安いぶん、アイテムを増量するなどしてユーザーにもメリットが還元されることが多いため、よく使うアプリがこうした外部決済に対応しているかどうかを調べておいてもいいだろう。

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