映画『ラストマン』では、函館の多くの観光名所がロケ地となり、それぞれがストーリーの中で効果的に登場しています。JR函館駅を出発点に、巡礼してみましょう。
北海道新幹線の新函館北斗駅(北斗市)から、「函館ライナー」に乗って約20分。JR函館駅はかつて、駅前にあった桟橋から青函連絡船が青森までを結んでおり、北海道の海の玄関口でした。
その函館港をぐるりと取り囲むように、港町独特の風景が続きます。駅前の「函館朝市」や、マリーナ付近の有名な「金森赤レンガ倉庫」などは、本作でも登場する函館を象徴する風景です。
『コナン』『ラストマン』両方に登場の「名物バーガー」
そしてその付近には、函館を中心に展開し、地元で知らない人はいないハンバーガーチェーン「ラッキーピエロ」(マリーナ末広店)があります。
『コナン』に登場しており、店内にはコナンの聖地巡礼コーナーもありました。名物メニューである「チャイニーズチキンバーガーセット」は、『ラストマン』にも登場。また、ボリュームたっぷりのオムライスも人気です。
なお、『ラストマン』の撮影が行われたのは別の店舗(亀田郡七飯町の「峠下総本店」)ですが、特徴的な内装と駐車場が広いことから、そちらの店舗が選ばれたとのことでした。
マリーナから海沿いを進むと、元町公園や旧函館区公会堂がある高台のエリアが見えてきます。高台から真っすぐに港が見下ろせる坂が、有名な「八幡坂(はちまんざか)」です。
1980年代、台所洗剤「チャーミーグリーン」のCMで、老夫婦が手をつないでステップを踏むシーンが撮影された場所として一躍有名になり、以来「チャーミーグリーンの坂」とも呼ばれ、本作にも印象的に登場します。


















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