"あの食材"がチョコになる? カカオ豆「1年で4倍に急騰」で熱視線、イオンやあじかんも動きだす《代替チョコ》驚きの最新事情
カカオを使わない分、割安なので、洋菓子店などではチョコレートの一部を置き換えて使うことでコスト調整につなげられる。プロの職人からは「焙煎の香りがあっていい。コーヒーに合いそう」といった声も聞かれる。
ごぼうを使ったチョコレートそっくりの商品もある。ごぼう茶のトップシェアメーカーとして知られるあじかんの「GOVOCE(ゴボーチェ)」は、24年8月の発売以来、多くのファンを獲得している。「ごぼう風味のチョコ」としか思えないおいしさで、ごぼう好きなら心をつかまれるだろう。
誕生のきっかけは「偶然」だった。プラントベースバターの試作中に焙煎ごぼうのパウダーを加えたところ、予想外にチョコレートに近い風味になった。分析すると、皮ごと焙煎したごぼうには、カカオの香り成分10種類のうち、8種類が含まれるとわかった。
ごぼう特有のざらつきを抑えるため、素材を0.02ミリ以下まで細かく粉砕し、128回の試作を重ねてなめらかさを実現したという。国産ごぼうを使うので、ごぼう農家支援にもなる。風味のよさから、消費者のみならず菓子職人の関心も高い。
イオンが仕掛ける「代替チョコ日常化」戦略
小売り最大手イオンのプライベートブランド「トップバリュ」の「チョコか?」シリーズには、ひまわりの種を原料にした代替チョコレート「ChoViva」が使われている。
25年6月に「チョコか?WITH BISCUIT(ウィズ ビスケット)」、9月には板チョコ風の「チョコか?BLOCK TYPE(ブロックタイプ)プレーン」を発売。ヘーゼルナッツ、シリアルパフ入りの商品も展開されている。
「ChoViva」は、ドイツのフードテック企業Planet A Foodsが開発した代替チョコレートで、ナッツっぽい風味とさらりとした軽い口当たりがある。イオン系列のスーパーで販売されているので、日常的に多くの人が手に取れる。


















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