婚活現場で苦戦する男女の共通項。「条件」より「選ばれる側かどうか」――情報と選択肢があふれる時代の成婚に必要な"3回の壁"の乗り越え方

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④優しさを惜しみなく与える

優しさは、相手を構えさせない。人は誰かから優しくされると、理由を考える前に“嫌な感じはしない”“一緒にいて落ち着く”という感情を抱きやすい。優しさは、相手の心の警戒心を自然に下げてくれる。

たとえば、さりげなくドアを開ける、相手の歩くスピードに合わせる、話の途中で口を挟まずに最後まで聞く。どれも特別なことではないが、こうした小さな気遣いの積み重ねによって、“この人といると楽だな”という感覚が生まれる。

ここで気をつけたいのは、優しさを“評価されるための行動”にしないことだ。“これだけしているのだから、好かれるはず”と期待した瞬間、優しさは相手に伝わりにくくなる。人は、見返りを求める気配にとても敏感だからだ。

優しさはアピールするものではなく、にじみ出るもの。
無理なく自然に続けられる気遣いこそが、信頼と安心につながっていく。

仮交際の相手を見極めるには?

結婚相談所の仮交際では、同時に複数人と交際してもよく、新しいお見合いを続けることも認められている。

この仕組み自体は合理的だが、情報が多くなりすぎると、人はかえって判断ができなくなる。そこで、条件ではなく、時間軸で人を見ていくことも大事だ。

複数の相手を横並びで比べ始めると、「年収」「学歴」「年齢」「見た目」といった条件ばかりに目が向きやすい。すると、誰と会っても決め手に欠け、混乱が深まっていく。


そこで一度、比較の物差しを変えてみるといい。

おすすめなのが、「この人と3年後、5年後の生活が想像できるか」という時間軸で相手を見ることだ。
一緒に食卓を囲んでいる姿、疲れて帰宅した夜、何気ない会話が続いている日常。そうした情景が自然に思い浮かぶ相手は、条件以上に“関係性が育つ可能性”を持っている。

この視点を助けるのが「3セット理論」だ。筆者は“婚活3回の壁”とも呼んでいる。

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