香川だけじゃない!「コシなし柔らか麺」に行列ができる"隠れうどん県"の日常→地元民が通い続ける《天玉かうどん》の正体

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本店の外観
本店の外観(写真:筆者撮影)

また、早朝からの営業も豊吉うどんの魅力のひとつだ。本店と吉村店は6時から、JR宮崎駅店は7時からオープンしている。「朝うどん」という平日の朝限定のメニューもあり、「玉子」「わかめ」「たぬき」から好きな具材を2つ選び、さらにおにぎり2個もしくはごはんを選ぶことができる。出勤前に立ち寄る人も多いと聞き、「朝うどん」は宮崎の食文化として根付いている。

宮崎ならではのぬくもりに満たされる

創業者の奥野豊吉は50歳にして開店し、97歳でこの世を去る直前まで店に立って働き続けたという。うどんにかける並々ならぬ情熱は確かに受け継がれ、変わらぬ味わいを求める人々のお腹と心を満たし続けている。

創業者・奥野豊吉氏についてのパネル
創業者・奥野豊吉氏についてのパネル(写真:筆者撮影)

ぜひ宮崎を訪れた際には、「豊吉うどん」の看板を探してほしい。柔らかな麺はおおらかでのんびりとした宮崎人の気質を象徴しているようでもあり、その温かな一杯をすするとき、きっと宮崎ならではのぬくもりに満たされるはずだ。

【画像を見る】本編で紹介しきれなかった画像も! 人気のごぼ天うどんや店内の様子
出張なのに、チェーン店ですか?
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三角園 いずみ フリーライター

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みすみぞの いずみ / Izumi Misumizono

採用系コンテンツや企業・団体の情報発信の取材・執筆、事業者の広報サポート、広告制作などに携わる。趣味は街を歩くこと、短歌を詠むこと。宮崎県在住。

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