25年の《年間ドラマ視聴率ランキング》が示す「優勝劣敗」 TBSが上位独占、テレ朝が最多選出…"多様性を失ったTOP10"に懸念も
今年も毎期さまざまな話題が飛び交った地上波連続ドラマ。年間の視聴率ランキングは、2025年のテレビ局の優勝劣敗が如実に表れる結果になった。
TOP5のうち4本をTBSの日曜劇場が占め、テレビ朝日はTOP10に最多5本をランクインさせた。そんなランキングを通して、1年間の話題作を振り返る。そこからは、視聴者の“ある傾向”への懸念も浮かび上がる。
高視聴率ドラマの硬直化が示された1年
今年の視聴率2桁超えは5本。昨年の8本より3本減っているが、体感としてはドラマの話題で盛り上がった1年だったように感じる。
その要因には、著名脚本家の不振なども含めて、とくに秋ドラマが良くも悪くもSNSやネットニュースで多く発信されていたことがあるだろう。
また、各期を通した年間で見ると、TOP10には秋ドラマが3本、春・夏・冬はそれぞれ2本ずつというバランスの取れた結果になっている。



















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