25年の《年間ドラマ視聴率ランキング》が示す｢優勝劣敗｣ TBSが上位独占､テレ朝が最多選出…"多様性を失ったTOP10"に懸念も
ただ、それぞれの期の2本は、TBS日曜劇場とテレビ朝日の刑事ドラマシリーズという組み合わせ。
24年のTOP10には、木村拓哉主演の『Believe－君にかける橋－』や、曲者ナースが主人公の『ザ・トラベルナース』（2作ともテレビ朝日系）が入り、作品内容の幅が広かったことを鑑みると、今年は“高視聴率ドラマの硬直化”が示された年とも言えるかもしれない。
話題性も数字も文句なしの年間1位
耕造（佐藤浩市）との出会いが、栗須栄治（妻夫木聡）の人生を変えていく（画像：TBS日曜劇場『ザ・ロイヤルファミリー』公式サイトより引用）
今年の視聴率1位は、この秋最も盛り上がった『ザ・ロイヤルファミリー』（TBS系）だ。
本作は、作家・早見和真氏の同名小説を原作にする、競馬の世界でひたすら夢を追い続けた熱き大人たちの物語。家族や仲間たちとの絆で、数々の奇跡を起こしていく人と競走馬の20年にわたる壮大なストーリーが描かれる。
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