【キーマンズ・インタビュー】業界トップ企業の人材戦略とは?--吉澤和弘・NTTドコモ取締役執行役員 人事部長に聞く

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【キーマンズ・インタビュー】業界トップ企業の人材戦略とは?--吉澤和弘・NTTドコモ取締役執行役員 人事部長に聞く

ビジネスの成功例としては、楽天、ユニクロなどの小売業、通信のソフトバンク、サイバーエージェントなどのインターネット業界が取り上げられることが多い。しかし20年前の1992年に営業開始され、巨大な企業に成長したNTTドコモについては、あまり取り上げられない。

よくよく考えてみれば、猛烈な成長ぶりだ。設立当初に携帯電話を使っていた人はほとんど存在しなかった。ところが現在は、契約数が国内人口よりも多い。そのナンバー1キャリアがNTTドコモだ。携帯電話業界は競争が激しいが、常にトップの座に輝き続けてきた。その人材戦略について吉澤和弘人事部長に聞いた。

--携帯電話は2000年代に爆発的に普及して社会を変えました。現在のモバイル市場はどの段階なのでしょうか?

携帯電話市場の転機になったのは1999年のiモードだが、登場した当初の1999年はまだ市場は静かだった。しかし翌年の2000年から猛烈な勢いで普及し始めた。この頃のNTTドコモグループの新卒採用数は約800名。

現在の社員の年齢別分布図では、48歳と38歳の2つのピークがあるが、48歳はNTTからの転籍者の年齢だが、38歳のピークはこの頃の大量採用組によってできている。

ただ市場の成長期は過ぎており、モバイル市場は成熟期にある。契約数の大幅増は考えにくい。成熟期の経営戦略で最も重要なのは、お客さま満足度の向上だ。個人部門では2年連続ナンバー1、法人向け顧客満足では3年連続ナンバー1を獲得している。

--2008年発表の中期ビジョンでは「変革とチャレンジ」を掲げています。この「変革とチャレンジ」を人材要件として定義するとどうなりますか? また新卒採用数についても教えてください。

変革とチャレンジを実行する人材の前提は志が高いことだ。志をベースにした上で、3つの能力が必要だと考える。

 

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