娘が3歳になったとき、パチンコ依存の健太郎さんが再び200万円以上も借金していることが発覚。清美さんは「私の人生、どうなんだろ」と絶望を感じ、娘を連れて実家に戻ることに決めた。
「慰謝料と生活費を含めて100万円だけもらいました。義理の父が出してくれたのでしょう。娘のことなら何でもする彼は、今でも養育費は払ってくれています。土日は『パパといる』ことになっていて、週末になると苦手なはずの車を運転して東京まで娘を迎えに来るんです。その間は私も仕事に専念できるので、今では健太郎さんに感謝しています」
アラフィフ前に、最愛のパートナーと出会いたい
清美さんは、もともと得意だったコミュニケーションの分野でスクールの生徒から社員に抜擢され、営業全般を統括するまでになった。外見も磨き直し、女性としての自信も復活した。
「時給1000円のアルバイトから始めて、月収が40万円になったとき、娘を連れて東京に引っ越しました」
しかし、カリスマ社長から求められるまま働きすぎるあまり、再び体調を崩してしまう。退社して独立してからは生活費を稼ぐことに必死で、特定の恋人を作る余裕はなかった。
「娘もいるので、月に1回ぐらい会える距離感の人が良かったんです。既婚の人とも会っていました。お互いに都合が良かったのだと思います」
急に寂しくなり、寄りかかれる男性が欲しくなったのが2023年のこと。今度も、自分の年齢がきっかけだった。
「45歳になればアラフィフですよね。その前に最愛のパートナーと出会いたいな!と思ったんです」
45歳がアラフィフかは別として、期限を設けて意識を高めて行動するのは婚活の王道である。その頃、3年前に仕事で知り合っていた和雄さんに「土曜日だけでいいので飲食店をやってみないか」と誘われたという清美さん。和雄さんが顧問として参加している飲食店グループが、「日替わりママ」を探していたのだ。
「週末は娘もいなくて暇をしていたので引き受けました。私は接客も働くことも好きなので問題ありません。和雄さんも客として来てお金をたくさん落としてくれて、見学と称して他の飲食店にも一緒に行くようになりました」



















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