元夫はパチンコ依存、現夫は娘に不干渉…45歳女性が築いた「バランスが悪い夫」たちとの"したたかな関係"

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完全に愛人パターンだったが、清美さんには「恋愛ではなく結婚したい。相手に少し寄りかかりたい」という強固な意志があった。ここは勝負所だ。

「付き合おうという話になったとき、『結婚前提でないと困る』とはっきり伝えました。『いいよ』と答えてくれた彼は、その後うちに来るようになったんです。幸せを感じたのは、一緒に食品スーパーに行ったときですね。いつもは1人で重い買い物袋を持ち帰らなければいけませんが、彼が持ってくれました」

“バランスが悪い”相手との良い結婚?

当初は「娘ちゃんのやりたいことを応援するよ」と言っていた和雄さん。しかし、そのうち子どもには興味をなくし、今は清美さんだけに執着している。セックスレスなどという言葉とも無縁らしい。

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「結婚当初は束縛がすごくて、主人に頼まれて始めたお店に立つのもやめました。『他の男性とは一切関わらないでほしい』と言われましたが、今では主人も外に出ることが多くなり、私も自由にしています」

仕事にも女性にも興味がなく、パチンコと娘に依存している前夫・健太郎さん。仕事と清美さんが好きすぎて、子どもや家事にはノータッチな現在の夫・和雄さん。真逆のような2人だが、“バランスが悪い”という点では共通している。そして、健太郎さんから子どもと養育費をもらい、和雄さんから家賃と愛情を受け取っている清美さんは、ふてぶてしいほどの光を放っている。結局のところ関係者全員が機嫌良く過ごせているのだから、これも良い結婚なのだと筆者は思った。

本連載に登場してくださる、ご夫婦のうちどちらかが35歳以上で結婚した「晩婚さん」を募集しております(ご結婚5年目ぐらいまで)。事実婚や同性婚の方も歓迎いたします。お申し込みはこちらのフォームよりお願いします。
大宮 冬洋 ライター

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おおみや とうよう / Toyo Omiya

1976年埼玉県生まれ。一橋大学法学部卒業後、ファーストリテイリングに入社するがわずか1年で退社。編集プロダクション勤務を経て、2002年よりフリーライター。著書に『30代未婚男』(共著、NHK出版)、『バブルの遺言』(廣済堂出版)、『あした会社がなくなっても生きていく12の知恵』『私たち「ユニクロ154番店」で働いていました。』(ともに、ぱる出版)、『人は死ぬまで結婚できる 晩婚時代の幸せのつかみ方』 (講談社+α新書)など。

読者の方々との交流イベント「スナック大宮」を東京や愛知で毎月開催。http://omiyatoyo.com/

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