また、塩は発酵調味料ではありませんが、野菜の水分を引き出したり、雑菌を抑えて乳酸菌の活動を助けたりする働きがあり、発酵において大切な役割をになっています。精製塩ではなく、海塩(海水100%を原料に作られたもの)を使ってください。
ほかに、豆乳ヨーグルトもあると発酵ごはんの幅が広がります。水切りして「乳清」とともに活用でき、乳製品でお腹がゴロゴロする人でも安心です。
発酵の力で体がポカポカに
寒さでおでんが恋しくなる季節です。いつもの味もいいけれど、塩麹を加えるだけでとても味わい深くなり、発酵の力で体も温まります。発酵みそだれをつけてどうぞ。牡蠣にはレモンを搾ってさわやかに。
大根……1/2本(16cm)
じゃがいも……4個
こんにゃく……1枚
油揚げ……2枚
切り餅……3個弱
牡蠣……12個(200g)
ぎんなん……適量
結び昆布……8個
塩麴だし
かつおぶし……10g
酒……100mL
薄口しょうゆ……大さじ1
塩麴……50mL
【作り方】
①大根は2cmの輪切りにし、面とりする。じゃがいもを水からゆで、沸騰してから5分ほどでとり出す。大根を入れ、やわらかくなるまで15分ほどゆで、とり出す。
②こんにゃくは4~6等分に切り、かくし包丁を入れる。①の鍋に入れ、2分ほど下ゆでする。昆布は、水1カップに30分ほど浸けて戻しておく(※結び昆布を浸した水は、⑤で使う)。
③油揚げは半分に切って口を開き、熱湯を回しかける。水気を絞り、3分の2にカットした餅を入れ、パスタか楊枝で閉じる。


















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