大作映画が"超異例"の「同週公開」! 映画『緊急取調室』と『ラストマン』が年末にガチ対決 《テレ朝&東宝VS.TBS&松竹》の勝敗を占う
物語は、天海祐希演じる叩き上げの取調官・真壁有希子が、取り調べを行う専門チーム「緊急事案対応取調班(キントリ)」のメンバーとともに、可視化設備の整った特別取調室で、さまざまな事件の容疑者と一進一退の心理戦を繰り広げる。取調室という“密室の戦場”で行われる、銃も武器も持たない生身の人間同士の死闘が見どころになる。
第1〜4シーズンは、シーズンごとの平均視聴率12〜13%台と高い数字を維持し、放送中の第5シーズンも10.8%と2桁スタート。その後も9%前後を推移し、今期ドラマのなかでも高視聴率TOP5に入る作品になっている。
ちなみに今回の劇場版は、もともと2023年6月に公開予定だったが、出演者のひとりだった市川猿之助の事件により延期され、石丸幹二の代役で再撮影が行われた。
そんな『緊急取調室』が、スタートから12年の時を経て、今回の劇場版で完結することでも世の中的な関心を集めている。
2大スターによる異色バディのTBS日曜劇場の新作
『ラストマン -全盲の捜査官-』は、数々の名作を生み出し、ドラマファンに愛される安定と信頼の人気ブランド・TBS日曜劇場で、2023年4月期に放送されたオリジナルドラマ。
どんな事件も必ず終わらせる最後の切り札・ラストマンの異名を持つ全盲のFBI捜査官・皆実広見(福山雅治)と、警視庁捜査一課の孤高の刑事・護道心太朗(大泉洋)が凸凹バディを組んで難事件を解決していく、異色バディの刑事ドラマになる。
全盲の日本人FBI捜査官が日本で警視庁の事件捜査に加わるというなかなかのとんでも設定だが、芸達者な福山と大泉が絡む芝居にそれぞれのキャラクター性が重なる妙で、それらしく見えてしまう不思議な引力があるドラマでもある。



















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