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男友達に「飲も!」と誘われて居酒屋に行くと…。大学生"ほのか"が、「ああ、自分は『女の子』なんだ」と感じる瞬間

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一番心を許していて尊敬している男友達が、「友達の前で女の子を呼べた」とかいうマウントをとりたいようなやつだったら?(写真:jessie/PIXTA)
信用していた男友達に「女の子」として扱われたとき、私が感じたのは不快感と怒りだった――。
日常で感じる小さな違和感に向き合う13人の「女の子」の声から生まれた短編小説『ワンデーガール(ズ) -「女の子」として生きるってどういうこと?-』より一部抜粋・再構成のうえ、「ほのか」編をお届けします。

2人で会うのだと思っていたのに

<ほのか編>
Q. あなたが、「ああ、自分は『女の子』なんだ」って感じるのはいつですか?
A. 飲み会で、「女の子枠」として呼ばれる時。私、結構そういうのは慣れていて立ち回りも器用だからスルーできるんだけど、一回だけ怒ったことがあるんだよね。

* * *

秋から冬に移り変わる少し肌寒い日、

〈渋谷にいるから飲も!〉

と通知がきた。一番心を許していて尊敬している男友達のりょうからの久しぶりの飲みの誘いだった。

〈今から向かう!〉

すぐに返信をし、メイク直しをして電車に飛び乗った。院試が終わってからのこと、これからの学生生活のこと、私の近況……話したいことは山ほどあった。

呼ばれたのは、駅から歩いて十分ほどの全品三百五十円のチェーン居酒屋。店内にごった返す学生たちの中に、りょうの顔を探した。

「右奥の方にお待ち合わせの方いらっしゃいますよ!」

元気の良い店員さんに言われて店の奥に進むと、

「お! ほのか! こっちこっち!」

と聞き慣れた声がした。

「いや〜〜。混んでるね〜」

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【「あ、そういうことだったのね」】

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