一般的に「アナウンサー・芸能界への登竜門」とされやすいミスコンだが、実際は芸能の世界ではない一般企業に進む人が多い。2020年のミスキャンパス関西学院(通称:ミス関学)で準グランプリに輝いた松本美紅さんもそのひとりだ。
インタビュー前編では、ミスコンに出たきっかけや、ミスコンに出たことで人見知りを克服できたこと、そしてミスコンと並行して就活を行っていた話をしてもらった。
後編では、松本さんの大学卒業後のキャリアに焦点を当てる。新卒で専門商社に就職し、そこから現職である大手メーカーに転職した背景、そしてミスコンに出ながらも芸能界へ進まない選択を取った理由とは――。
商社の営業職ではなくバックオフィスに配属。心境は?
ミスコンと同時並行で就活をしていた松本さんは、新卒で第1志望だった専門商社に入社。人事部に配属され、社員の福利厚生や労働環境を整える業務に従事することとなった。
総合職採用ではあったものの営業職ではなく、いわゆる“バックオフィス”に配属されたわけだが、本人としてはどんな心境だったのだろうか。
「幼少期に少しだけ海外生活の経験があったので、その経験が生かせる専門商社を選びました。本当は営業事務もやってみたかったんですけど、バックオフィス自体は希望通りの配属でした」



















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