例えばこれが学校の勉強や部活など、「強制的にやらされる環境下での活動」なら「続ける」ことの難易度はそこまで高くなかったかもしれない。
しかし、ミスコン活動は誰かから強制される活動ではない。すべて自分の意思で行い、続けるもやめるも自分次第だ。実際に、ミスコンを活動途中で辞退するファイナリストは毎年一定数存在している。
加えて、当時3回生だった松本さんは、ミスコンと並行して就活も行っていた。何度も言うが、コロナ1年目だったことを考えれば、その苦労は想像を絶するものだろう。
そのなかで、松本さんが最後までミスコンを全うし、かつ「人見知りを克服する」という目標を達成したことは、賞賛に値する。その事実はきっと、「ミス関学準グランプリ」の称号以上の価値があるに違いない。
「やりきる力」で第1志望から内定ゲット! 配属先は…
そして、無事にミスコンを終えた松本さんは就活もなんとか終わらせた。
今でこそオンライン就活は当たり前だが、黎明期だったタイミングでは苦労も多かったに違いない。しかし、松本さんはミスコンで鍛えられた「やり切る力」で就活を乗り切り、第1志望だった専門商社から内定を勝ち取った。
人見知りも克服し、人として大きく成長した松本さん。
そんな松本さんだから、専門商社の営業職としてバリバリ働くことになったのかと思いきや、入社後の配属は意外なポジションだった――。
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