小学校から関西学院育ちの"人見知りガール"が「まさかのミスコン出場!」友人票も少ないなか、準グランプリに輝いた《逆転劇》の舞台裏

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例えばこれが学校の勉強や部活など、「強制的にやらされる環境下での活動」なら「続ける」ことの難易度はそこまで高くなかったかもしれない。

しかし、ミスコン活動は誰かから強制される活動ではない。すべて自分の意思で行い、続けるもやめるも自分次第だ。実際に、ミスコンを活動途中で辞退するファイナリストは毎年一定数存在している。

松本さん
自らの強い意志で“自分改革”に挑んだ松本さんは、より一層輝いて見えた(筆者撮影)

加えて、当時3回生だった松本さんは、ミスコンと並行して就活も行っていた。何度も言うが、コロナ1年目だったことを考えれば、その苦労は想像を絶するものだろう。

そのなかで、松本さんが最後までミスコンを全うし、かつ「人見知りを克服する」という目標を達成したことは、賞賛に値する。その事実はきっと、「ミス関学準グランプリ」の称号以上の価値があるに違いない。

「やりきる力」で第1志望から内定ゲット! 配属先は…

そして、無事にミスコンを終えた松本さんは就活もなんとか終わらせた。

今でこそオンライン就活は当たり前だが、黎明期だったタイミングでは苦労も多かったに違いない。しかし、松本さんはミスコンで鍛えられた「やり切る力」で就活を乗り切り、第1志望だった専門商社から内定を勝ち取った。

人見知りも克服し、人として大きく成長した松本さん。

そんな松本さんだから、専門商社の営業職としてバリバリ働くことになったのかと思いきや、入社後の配属は意外なポジションだった――。

松本さん
果たして、松本さんが新卒で配属された部署とは……!?(筆者撮影)
【合わせて読みたい】後編:ミス関西学院で"準優勝"、芸能事務所に所属するもすぐに退所し商社のバックオフィス職へ。彼女が表舞台を選ばなかった「納得の理由」
ワダハルキ ライター・カメラマン

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わだ・はるき / Haruki Wada

大阪のフリーライター・カメラマン。卓球好きが高じて大阪府立大学在学中に卓球メディア「Rallys」でライター活動をスタート(自身の卓球歴は15年)。現在は卓球以外にも大学ミス・ミスターコンの取材も精力的に行う。

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