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キャリア・教育 #ミスコンのその後──“大学の顔”だったあの人はいま

小学校から関西学院育ちの"人見知りガール"が「まさかのミスコン出場!」友人票も少ないなか、準グランプリに輝いた《逆転劇》の舞台裏

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「私は友達もそこまで多いタイプではなくて、どちらかと言えばずっと人見知りをする性格でした。なので、中学、高校、大学でも附属校から一緒の友達と過ごすことが多くて、交友関係を広げることはあまりしてきませんでした」

さらに、松本さんは部活には入らず、習い事もピアノや新体操など「一人で突き詰める」ものばかりだったという。そこに附属校の固定化されたコミュニティが加われば、初対面の人に対するコミュニケーション経験が不足することは言うまでもない。

幼少期から続けていたピアノの発表会にて。黙々と練習するのが好きだったそう(写真:本人提供)
【写真】眼福! 幼少期のショットから、関学ミスコン最終ステージでのウェディングドレス姿まで…全22枚

無論、それ自体が悪いわけではない。むしろ、仲のいい友達とずっと過ごしたからこそ、生涯の友を作れたという側面もあるだろう。

しかしながら、当の松本さんは「人見知りであること」にコンプレックスを抱えていたという。

「自分から誰かに話しかけたりするのもできないタイプでした」と松本さん(筆者撮影)

「大学3回生になって就活や将来のことを考えたときに、『人見知りで消極的な今の自分は変えなきゃダメだよね』って思いました。でも、何をどうすればいいのかは全然わからなかったんです」

そんな矢先、世界中で新型コロナウイルスが大流行した。就活を目前に控えていた松本さんにとっては大きな痛手となった。なぜなら、人見知りを克服するために必要なコミュニケーションの場を奪われたからだ。

「どうすればいいんだろう......?」

日に日に増す不安。しかし、何も動けずに焦りも募っていく。

そんな状況で松本さんが見つけたのが、ミスコンだった。

ミスコンで人見知り克服を! 友人は決断に驚き

2025年ミスキャンパス関西学院ファイナルイベントの様子(筆者撮影)

関西学院大学のミスコン「ミスキャンパス関西学院」は、関西有数の大学ミスコンの一つ。OGには元フジテレビの永島優美さんを筆頭に、多数のアナウンサーが名を連ねている。

「関学のミスコンは元々知っていて、少し憧れはありました。でも、自分が出るなんてまったく考えたことはなかったです」

加えて、世間はコロナで大パニックになっている。「そもそもミスコンができるのか?」「どんな活動をするのか?」など、憧れよりも不安しかなかった。

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【「自分を変えるにはこれしかない」】

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