「りんご1日1個で医者いらず」は【高血圧】にも当てはまる? "脳卒中多発地帯"での驚きの実証結果

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決心をして数日間は薄味の食事を続けても、しばらくすると物足りなさを感じて、結局、元の味付けに戻してしまうことが多いのです。とくに日常的に外食を利用する人は、自分で塩の量を調整することが難しいため、減塩のハードルはさらに高くなるでしょう。

このような理由から、ナトリウムを減らすことだけに頼った減塩生活は、多くの人にとって続けるのが難しいのです。

そこでカリウムの出番です。ナトリウムをあまり減らせない場合でも、カリウムをしっかり増やせばナトカリ比を改善することができます。ナトカリ比が改善されれば、血圧の安定にもつながります。

カリウムは、野菜や果物、豆類、そして調味料にも含まれています。具体例を挙げると、ほうれん草(ゆで100g)には約490mg、納豆1パック(50g)には約330mg、バナナ1本(100g)には約360mgのカリウムが含まれています。お酢、ケチャップなどの調味料にもカリウムが含まれています。

先ほどの朝食例で考えてみましょう。目玉焼きの醤油をケチャップに置き換え、味噌汁をほうれん草のスープに、漬物を納豆に変更し、デザートにバナナを加えれば、ナトカリ比はグッと改善されて「2」を切り、血圧が上がりにくいとされる「1」未満に近づきます。

このように工夫すれば、味が薄くて不満を感じることも少なく、日常の食事としてじゅうぶん楽しめるのです。また、外食をする場合でも、カリウムが豊富な副菜やデザートを選ぶことで、血圧へのいい影響が期待できます。

塩分だけを減らすことに固執するより、カリウムを積極的に摂るほうが、現実的で簡単にナトカリ比を整えることができます。

りんごを食べる習慣がある人の血圧はあきらかに低い

カリウム豊富な果物を食べるだけで血圧が下がる可能性があるという研究結果は、日本で報告されました。その代表例が、弘前大学の佐々木直亮教授らによる研究です。

1950年代から1960年代にかけて、日本の東北地方は「脳卒中多発地帯」として知られ、多くの住民が高血圧や脳卒中による死亡リスクにさらされていました。

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