世界を魅了する《日本のお菓子》の凄さ…44カ国旅した筆者が独断で選ぶ「外国人の心をつかむベスト3」→1位は納得の"あのお菓子"

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こんな遠くの地に、日本のことが好きで日本語を勉強している学生がいる……。私は嬉しくなって、リュックからおにぎりせんべいを取り出し、「ジャパニーズ・トラディショナル・スナック」と伝えながら渡した。その子は満面の笑顔で「アリガトウ!」と私に伝えた後、隣にいた妹らしき女性と興味津々で、おにぎりせんべいの写真を撮っていた。

私は追い攻撃で、おにぎりせんべいをもう一袋、それからカントリーマアムと三ツ矢サイダーのキャンディーを手渡した。両手で口を押えながら喜んでくれたあの光景を、私は生涯忘れることはないだろう。

ベスト1位「〇〇チョコレート」は海外旅行のマストアイテム?

ベスト1位は「抹茶チョコレート」を選出したい。このお菓子は万国共通で、めちゃくちゃ受けがいい。

抹茶味のお菓子
関西国際空港の国際線搭乗口には、抹茶を全面的に押し出したお土産屋さんがあり、抹茶人気のほどがうかがえる(筆者撮影)

冒頭で紹介した夜行列車のキットカットは、実は抹茶味。諸外国では「Matcha」とそのまま発音すれば通じることが多く、もし伝わらないときは「Green tea」と言えば大丈夫。日本らしい食べ物(飲み物)として認識されている抹茶が、よもやよもやチョコレートと組み合わさっていることに、多くの外国人は驚きと感動を覚えるようだ。

私がいつも持参している抹茶チョコレートは、meijiの抹茶チョコレートBOXだ。26枚入りで、値段は400円くらい(1枚当たり約15円)。箱が小さいのでショルダーバックにも入れることができ、それでいて大量のチョコレートが入っているので重宝している。高級感のある緑色の個包装がされており、商品パッケージは抹茶感が全開で、金文字で「MATCHA」と書かれている点もGOOD。

meijiの抹茶チョコ
meijiの抹茶チョコ。パッケージも中身も高級感がある(筆者撮影)
バッグ
2025年10月、関空→中国広州→ハンガリー→ルーマニア→ポーランド→チェコをリック1つ、10日間の1人旅で、筆者が持っていった日本のお菓子がこれだ(筆者撮影)

最近だと2025年10月、チェコという国で20代の飲食店員3名に、meijiの抹茶チョコレートを1枚ずつ渡した。彼らからはお礼にウォッカを1杯無料で提供されたので、せっかくだからと思い、残数が半分になっていたmeijiの抹茶チョコレートを箱ごとプレゼント。彼らは飛び跳ねながら喜んでおり、スマホでいろんな角度から外箱を撮影。私と一緒に写真を撮ったり、追加でウォッカが2杯提供されたりと、お祭り騒ぎの大喜びだった。

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