「妊娠中の腰痛」の原因は"意外と身近"にあることも…【産前産後】の体の疲れを軽くする4つの知恵
ブラジャーの肩紐を締め、妊婦帯を巻いたら、「疲れない歩き方」を心がけるようにしましょう。耳、肩、骨盤が一直線になる姿勢を意識し、足の裏全体で着地していきます。「疲れない歩き方」は、母体にも優しい歩き方なのです。
また、お腹が大きくなってくると、椅子から立ち上がることも大変になります。
通常、頭を前方に出さないで垂直に立ち上がったほうが体への負担は少ないですが、妊婦さんの場合はお腹が大きいため、足腰だけで垂直に立つのは大変です。
そこで、妊婦さんは、頭を少し前に出して、体の重心を前に移動させ、その流れでお尻を浮かす立ち方がオススメです。
足腰の筋肉を使わなくても、ラクに立ち上がることができます。ただし、頭を前に出しすぎると、今度は腰を痛める危険性があるので、軽くお辞儀する程度が望ましいでしょう。
疲れないために「抱っこ」の仕方にもひと工夫
ママやパパから、赤ちゃんを長時間抱っこする正しいフォームについてよく質問を受けます。
確かに脱力して全体重をかけてくる赤ちゃんは重いです。寝かしつけるために長時間にわたって抱っこして、疲れをため込んでいる親御さんは少なくないでしょう。
疲れないために、以下の方法を試してみてください。
【疲れにくい抱っこの仕方】
・ 疲れない立ち方をする(耳、肩、骨盤が一直線になるように立つ)
・ 赤ちゃんの頭は、胸元から首のあたりに置く(正面には置かない)
・ 両脇を締め、片方の手でお尻を支え、もう片方の手で背中を支える
赤ちゃんを抱っこする際、猫背や反り腰の姿勢だと、赤ちゃんと体がうまくフィットしません。そのため、余計な力が必要になり、腕が疲れてしまいます。
赤ちゃん本人にも負担がかかるので、「疲れない立ち方」で抱っこするのがベストです。



















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