ゆうちょと郵政で23%の投資リターンだった 郵政株は次の売り出し前に売ったほうがいい

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11月4日に郵政関連3社が上場。個人投資家の人気を集めている銘柄だけに、今後の政府の売り出しなどにも注目が集まっている(撮影:尾形文繁)
前回の投資日記では郵政関連株の割り当て枚数が話題に。今回は、郵政株が上場した11月1週までの投資日記をお送りする。郵政株は予想以上の初値をつけ嬉しい誤算だった模様。決算発表も本格化。年内相場に期待が膨らむが、どうなるか。

 

[10月26日(月)]日本郵政(6178)の売り出し価格が1株1400円に決定する。抽選結果は、野村證券100株/1000株、大和証券500株/1000株、SMBC日興証券400株/800株、三菱UFJモルガンスタンレー証券100株/900株、みずほ証券0株/1000株、SBI証券0株/300株、松井証券0株/300株となり、合計で1100株/5300株となった。

ゆうちょ銀行(7182)は、5社に各1000株ずつ申し込んで合計で800株だった。大和証券は1000株申し込んでゼロだったので、今回リベンジできた。三菱UFJモルガンスタンレー証券では、ゆうちょ銀行100株、日本郵政100株とかなり広く分けている感じ。みずほ証券には嫌われているようで、まったく当たらなかった。ネット証券は割り当てがそもそも少ないせいかなかなか当たらない。日経平均は121円高の1万8947円と続伸。

保守的なスクロールにちょっとあきれる

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[10月27日(火)]午前3時、日経225先物は70円高の1万9010円。NYダウは、23ドル安の1万7623ドルと小反落。中国が今年6回目の利下げを発表した。15時、優待保有目的のスクロール(8005)が平成28年3月期第2四半期決算を発表したが、期待していた中間配当の増額と通期業績の上方修正はなかった。

第2四半期純利益が12億9600万円と前回発表3億5000万円から大幅上方修正していて、通期予想の7億円を既に大幅達成しているのに、通期業績はそのままってことは、下期は赤字予想なの? どれだけ保守的なのだろうと思ってしまう。日経平均は170円安の1万8777円と反落。

[10月28日(水)]昨日決算発表したスクロールが売り気配スタート。9時18分、55円安の450円で寄り付く。9時19分、65円安の440円で3000株買う。13時02分、82円安の423円の安値を付け、15時、70円安(13.86%、値下がり率第2位)の435円で引ける。ちょっと下げ過ぎではないかと思って買ってみた。第2四半期の1株当たり純利益は38.75円で、会社は配当性向30%といっているので、もし通期で1株当たり純利益70円となれば1株配当20円(中間5円決定なので、期末は5円から15円に増配)は出せるのではないかと皮算用する。

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