【すかいらーくの秘策】なぜ「ラ・オハナ」はママ友の間で急拡散しているのか?"疑似ハワイ"をキッズメニュー1000円で体験

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「ラ・オハナ」キッズメニュー
今回はランチタイムに訪れた「ラ・オハナ」を紹介する(写真:筆者撮影)
子どものハートをつかむことは、その親(大人)の財布をもつかむことだ。それゆえ”キッズメニュー”を展開している店は多い。
そこで本連載では、外食チェーン各社のキッズメニューやキッズ向け施策を現地取材し、最高の「子連れ外食チェーン」を探していく。

今回取材したのは「ラ・オハナ」。聞き慣れない店名だと感じる人も多いかもしれないが、実は株式会社すかいらーくホールディングスが手がけている。2017年6月に第1号店となる横浜・本牧店をオープンし、現在では首都圏を中心に22店舗展開している(東海・関西にも進出中)。

秋も深まり肌寒くなってきた週末のランチタイムに、筆者と我が子の2人で首都圏郊外のとある店舗に入った。

扉を開けるとそこはハワイ

「かわいいー!あまいにおいがする」

店内入り口の扉を開けてすぐ、我が子のテンションが上がった。私たちが訪れた「ラ・オハナ」とは、すかいらーくグループ初の「ハワイアンダイニング&カフェ」業態として売り出したブランドである。スタートしたのは2017年からと比較的最近の話で、店舗数も全国で22店舗とまだまだ少ない。

しかし筆者(首都圏郊外在住)の体感的に、同店はママ友の間で結構話題に上がっている。それぞれの友人が住むエリアは全くかぶっていないにもかかわらず、だ。忙しいママたちの心をわし掴みにする「ハワイ」を訴求のフックにする店が、じわじわと増えてきている気がするのは筆者だけだろうか。

入り口
入り口のあたりでは、ほんのりとプルメリアやココナッツなどの香りがした(写真:筆者撮影)
雑貨
レジ横にはハワイに関連する雑貨がずらり。思わず手が伸びる(写真:筆者撮影)
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