小学1年生の我が子は「Kidsロコモコプレート」と「キッズアップルジュース」を選択。テーブルにあるタッチパネルから注文する際、目玉焼きを「両面焼き」にするかどうかを選択することができるようになっていた。我が子は片面焼きでも大丈夫なタイプだが、両面焼きの方が好きな子もいるだろう。それを事前にタッチパネルから選択できるのは、便利でありがたい配慮である。
プレートが運ばれてくると、我が子はデザートに小さな傘の爪楊枝を見て「これかわいい!」と喜んだ。「おこさまランチ」と言えば旗のついた爪楊枝がライスなどに刺してあるイメージが定番だが、ラ・オハナでは小さな唐傘風のものが付いてきた。「ハワイアン」を売りにしている店で、パラソルというよりは唐傘なのが面白い。何かしらの背景があるのかもしれない。
「おいしい!」と言いながら食べ進めてゆく我が子だったが、やはりボリューム満点で完食は難しかったようだ。「もうお腹いっぱい……。」デザートだけは食べたいと言うので、残ったおかずは味見も兼ねて筆者がいただいた。味は十分に美味しく、パテも柔らかい(火はしっかり中まで通っている)。フレンチフライはサクサクだった。
親子ふたりでランチをする場合の予算は?
一方、筆者がオーダーしたのは以下のとおりである。
+スープ(オマール海老のビスク)・ドリンクセット(825円)
筆者ひとりで2673円 。子どもの分と合わせると合計3641円という、なかなか豪華なランチとなった。ここで注目したいのは「スープ・ドリンクセット」のソフトドリンクの種類が特徴的であること。スープは「オマール海老のビスク」一択だが、ドリンクは以下の中から選べる。
・アメリカンコーヒー
・アイスコーヒー
・アイスティー(アールグレイ)
・ポットティー(ダージリン、アールグレイ、アサイーベリー)
・レモネードソーダ
・マリンレモネードソーダ
・ハイビスカスパッションソーダ
・パイナップルソーダ
特にソーダ系ドリンクは南国的だ。温かい紅茶のフレーバーに「アサイーベリー」が入っているところも、通常のレストランではあまり見られない。「どれにしようかな」と文字を目で追うだけで「こんなハワイっぽいドリンクが選べるんだ」と、こちらの気分も華やぐ。筆者は「ハイビスカスパッションソーダ」を選んだ。
写真映えしそうな、とても爽やかな見た目に思わず「可愛いー」と声が出る。ハイビスカスはもしや酸っぱいのだろうかと少し身構えたが、沈殿した赤いシロップを混ぜて飲むとちょうどいい甘さになった。同店を訪れたのは初秋だったので、きっとこれを真夏にゴクゴク飲んだら美味しいだろうな、と過ぎ去った夏を思う。
また、「ステーキ&ガーリックピラフ デミグラスバターソース」も満足度の高い一品だった。ガーリックとバターの香りのおかげで食欲が増進する。お肉は脂身が少なめで筆者の好みに合い、オマール海老のビスクはボウルにたっぷりと入った状態でやってきた。



















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