【すかいらーくの秘策】なぜ「ラ・オハナ」はママ友の間で急拡散しているのか?"疑似ハワイ"をキッズメニュー1000円で体験

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小学1年生の我が子は「Kidsロコモコプレート」と「キッズアップルジュース」を選択。テーブルにあるタッチパネルから注文する際、目玉焼きを「両面焼き」にするかどうかを選択することができるようになっていた。我が子は片面焼きでも大丈夫なタイプだが、両面焼きの方が好きな子もいるだろう。それを事前にタッチパネルから選択できるのは、便利でありがたい配慮である。

メニュー
ラ・オハナのキッズメニューは2種類(公式HPより引用)
キッズ用のアップルジュース
キッズ用のアップルジュース(220円)。ストローは紙製(写真:筆者撮影)
Kidsロコモコプレート
Kidsロコモコプレート(748円)。デザートのチョコがけバナナに刺された傘が可愛い(写真:筆者撮影)

プレートが運ばれてくると、我が子はデザートに小さな傘の爪楊枝を見て「これかわいい!」と喜んだ。「おこさまランチ」と言えば旗のついた爪楊枝がライスなどに刺してあるイメージが定番だが、ラ・オハナでは小さな唐傘風のものが付いてきた。「ハワイアン」を売りにしている店で、パラソルというよりは唐傘なのが面白い。何かしらの背景があるのかもしれない。

「おいしい!」と言いながら食べ進めてゆく我が子だったが、やはりボリューム満点で完食は難しかったようだ。「もうお腹いっぱい……。」デザートだけは食べたいと言うので、残ったおかずは味見も兼ねて筆者がいただいた。味は十分に美味しく、パテも柔らかい(火はしっかり中まで通っている)。フレンチフライはサクサクだった。

親子ふたりでランチをする場合の予算は?

一方、筆者がオーダーしたのは以下のとおりである。

ステーキ&ガーリックピラフ デミグラスバターソース(1848円)
+スープ(オマール海老のビスク)・ドリンクセット(825円)
※全て税込み価格

筆者ひとりで2673円 。子どもの分と合わせると合計3641円という、なかなか豪華なランチとなった。ここで注目したいのは「スープ・ドリンクセット」のソフトドリンクの種類が特徴的であること。スープは「オマール海老のビスク」一択だが、ドリンクは以下の中から選べる。

・ブレンドコーヒー
・アメリカンコーヒー
・アイスコーヒー
・アイスティー(アールグレイ)
・ポットティー(ダージリン、アールグレイ、アサイーベリー)
・レモネードソーダ
・マリンレモネードソーダ
・ハイビスカスパッションソーダ
・パイナップルソーダ

特にソーダ系ドリンクは南国的だ。温かい紅茶のフレーバーに「アサイーベリー」が入っているところも、通常のレストランではあまり見られない。「どれにしようかな」と文字を目で追うだけで「こんなハワイっぽいドリンクが選べるんだ」と、こちらの気分も華やぐ。筆者は「ハイビスカスパッションソーダ」を選んだ。

ハイビスカスパッションソーダ
ハイビスカスパッションソーダ。飲む時は赤いシロップを混ぜて飲む(写真:筆者撮影)

写真映えしそうな、とても爽やかな見た目に思わず「可愛いー」と声が出る。ハイビスカスはもしや酸っぱいのだろうかと少し身構えたが、沈殿した赤いシロップを混ぜて飲むとちょうどいい甘さになった。同店を訪れたのは初秋だったので、きっとこれを真夏にゴクゴク飲んだら美味しいだろうな、と過ぎ去った夏を思う。

また、「ステーキ&ガーリックピラフ デミグラスバターソース」も満足度の高い一品だった。ガーリックとバターの香りのおかげで食欲が増進する。お肉は脂身が少なめで筆者の好みに合い、オマール海老のビスクはボウルにたっぷりと入った状態でやってきた。

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