65歳で双日総合研究所を卒業してあらためて考えた、「お金の本質」と山崎元さんの「不朽の名言」

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ここから先はおなじみの競馬コーナーだ。9日は「G1レースの谷間」で、アルゼンチン共和国杯(G2、東京競馬場の芝コース、距離2500m)が行われる。坂越えが2回あるタフなコースであり、末脚勝負でスタミナが求められる。かつてはここからジャパンカップや有馬記念を狙う馬が多かったが、今年はやや寂しめのメンツと言うべきか。

アルゼンチン共和国杯は「絶好調騎手」騎乗の「あの馬」 

前走G1組から狙うのが、このレースのセオリーである。しかるに、今回の出走馬で、宝塚記念に出ていた馬はそろって2ケタ着順だ。だったら本命はスティンガークラス(8枠18番)で。4歳馬でここまで9戦して実に5勝。ただし重賞レースに弱く、同じコースの目黒記念では11着に終わっている。

それでも前走、札幌日経賞では鋭い末脚を見せている。斥量57キロも悪くはない。そして鞍上は、このところ絶好調のクリストフ・ルメール騎手である。逆らっちゃあ、いけません。

対抗には、格からいえばいちばんのローシャムパーク(2枠3番)を。初来日したイケメンの若きフランス人騎手、アレクシ・プーシャンのお手並み拝見と行きたい。穴馬は、そろそろ復活があってもおかしくないボルドグフーシュ(7枠14番)と行こう。

馬券はスティンガーグラスからの「3連系」で、後はホーエリート(6枠11番)、ディマイザキッド(3枠5番)、シュトルーヴェ(4枠7番)、プラダリア(6枠12番)までを流しの対象とする。大きく当てて、その後のG1戦線の原資にしたいものだ。

※ 次回の筆者は小幡績・慶応義塾大学大学院教授で、掲載は11月15日(土)の予定です(当記事は「会社四季報オンライン」にも掲載しています)
かんべえ(吉崎 達彦) 溜池通信代表

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Kanbee

吉崎達彦/1960年富山県生まれ。かんべえの名前で親しまれるエコノミストで、米国などを中心とする国際問題研究家でもある。一橋大学卒業後、日商岩井入社。米国ブルッキングス研究所客員研究員や、経済同友会代表幹事秘書・調査役、双日総合研究所チーフエコノミストを経て2025年11月に独立。日銀第28代総裁の速水優氏の懐刀だったことは知る人ぞ知る事実。エコノミストとして活躍するかたわら、テレビ、ラジオのコメンテーターとしてわかりやすい解説には定評がある。また同氏のブログ「溜池通信」は連載500回を超え、米国や国際政治ウォッチャー、株式ストラテジストなども注目する人気サイト。著書に『溜池通信 いかにもこれが経済』(日本経済新聞出版社)、『アメリカの論理』(新潮新書)など多数。競馬での馬券戦略は、大枚をはたかず、本命から中穴を狙うのが基本。的中率はなかなかのもの。

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