「ユニクロは高級品!?」「日本の"あのコスメ"が友人に大好評」→フランス育ちの日仏クォーター女子大生が語る、日本で買いたくなるモノ

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帽子は、形が崩れないようにスーツケースにうまく入れて持ち帰った(筆者撮影)
スポーティーなトップスも購入(筆者撮影)

フランスの家族からもらったお小遣いで、カバンやお財布を購入した。

フランスのハイブランドは、アンナさんの年代には高額すぎる。フランスに住んでいても、シャネルなどのお店には入ったことがないそうだ。だから日本のアウトレットでは、マイケルコースやコーチなどの「頑張れば自分でも買えるブランド品」がお目当てだった。

フランスはカード社会なので、現金をほとんど使わない。フランスで携帯が義務付けられているカード型の身分証明証や交通ICカード、学生証など必要最低限が入る小さなお財布を選んだ(筆者撮影)

移民国家のフランス、文化の違いを考えてお土産を購入

大学の友達へのお土産も見せてもらった。

お土産のメインは、みんなが好きそうなフルーツ味のグミ。本当は全員分をお菓子にしたかったが、そうするとひとつだけ問題がある。

友達へのお土産。メガネはJINSで購入した自分用のブルーライトカットが入っている伊達メガネ(筆者撮影)

フランスは多くの移民を受け入れているため、アンナさんにはイスラム教の友達も多い。例えばグミは豚由来のゼラチンを使用していることが多く、戒律の厳しいイスラム教徒の友達は食べることができないのだ。

だから、それも踏まえてお土産を選んだ。ココアシガレットは、タバコを吸っている友達へのジョークで。ハイチュウはフランスでも買えるが、以前学校に持って行ったらイスラム教徒の友達も「好き」と言っていたので買ってきた。

お守りは、持病を患っている一番仲良しの友達のため。忍者のキーホルダーは、顔がそっくりの友達へ。シュシュは、いつも親切にしてくれる先輩に似合いそうだったので。

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