フランスの家族からもらったお小遣いで、カバンやお財布を購入した。
フランスのハイブランドは、アンナさんの年代には高額すぎる。フランスに住んでいても、シャネルなどのお店には入ったことがないそうだ。だから日本のアウトレットでは、マイケルコースやコーチなどの「頑張れば自分でも買えるブランド品」がお目当てだった。
移民国家のフランス、文化の違いを考えてお土産を購入
大学の友達へのお土産も見せてもらった。
お土産のメインは、みんなが好きそうなフルーツ味のグミ。本当は全員分をお菓子にしたかったが、そうするとひとつだけ問題がある。
フランスは多くの移民を受け入れているため、アンナさんにはイスラム教の友達も多い。例えばグミは豚由来のゼラチンを使用していることが多く、戒律の厳しいイスラム教徒の友達は食べることができないのだ。
だから、それも踏まえてお土産を選んだ。ココアシガレットは、タバコを吸っている友達へのジョークで。ハイチュウはフランスでも買えるが、以前学校に持って行ったらイスラム教徒の友達も「好き」と言っていたので買ってきた。
お守りは、持病を患っている一番仲良しの友達のため。忍者のキーホルダーは、顔がそっくりの友達へ。シュシュは、いつも親切にしてくれる先輩に似合いそうだったので。



















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