アンナさんによると、フランスの大学生のリップの塗り方には工程が3つあるのだそう。まずは①リップペンシルで輪郭を縁取り、②内側に少し違う色を塗り、③最後にリップグロスでふっくら見せるのが定番らしい。
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日本で買ったリップで優越感に浸る
ところがリップグロスは、しゃべっているとすぐに取れてしまう。だから友達の間ではいつも「誰か、グロス持ってない?」と貸し借りをしている。そこでアンナさんが持っているリップグロスを渡すと「何これ!?すごくいい!どこの?」と盛り上がる。「日本で買った」と言うと、みんなに「今度買ってきてー!」「日本に行きたい」と言われ、ちょっとした優越感に浸るのだそう。
アンナさんのまつ毛はアジア人特有のストレートタイプ。日本のマスカラはカールをキープしてくれる設計なので重宝している。ちなみに体温は37.5度あり、そこは欧米の血を受け継いでいる。コロナ禍中に日本に来た際は、検査に引っかかるのではないかとヒヤヒヤしたそうだ。
フワフワ飛び出した毛(通称アホ毛)を気にするのも日本人の特徴だと言う。「インフルエンサー以外の一般のフランス人は、髪の毛が飛び出していてもまったく気にしないですよ」と、アンナさん。だからフランスには飛び出す毛を抑えるようなプロダクトはないので、それも日本で購入する。
確かにパリジェンヌといえば、洗いざらしのクセ毛をふんわりナチュラルにまとめているイメージだ。



















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