フランスでは、とことん着倒したあとも捨てずにリサイクルする人が多い。街中にあるリサイクルボックスに入れたり、日本のメルカリのようなサービスやフリーマーケットで売る人もいる。古着屋も人気だ。
アンナさんが日本のユニクロで購入したのは、ジーンズとスウェットパンツ。「日本の大学生の間で流行っている」と言われ、さっそく試着。綺麗な形が気に入って購入した。
フランスでは、きちんと試着をし、しっかり吟味をして買い物をする人が多い。30日以内であればレシートを見せて返品ができる店舗が多くあるため、とりあえず購入し、自宅で試着して気に入らなければ返す人もいる。
そのほかに、「日本の電車が寒すぎて風邪を引きそうになり」ユニクロで薄手のカーディガンを購入した。「フランスではあんなに寒い電車は乗ったことないです、冬の寒い日以外は(笑)」。
昨今の温暖化で、夏場のパリは40度前後の気温になる日が増えた。フランスの電車にも冷房付きの車両が登場したが、あくまでも弱冷房設定なのだ。
パーティー用のオシャレ着
日本に住んでいるとあまり馴染みがないパーティー。アンナさんはパーティー用の服も買った。
「友達の誕生日パーティーやクラブ、女子会でダンシングバーに行くときは、みんなものすごくおしゃれします」
女の子はみんなで1つの家に集まって、メイクをして、髪を巻いて、洋服を何着か持ってきて相談したり、ヒールがいいかフラットシューズがいいかを確認し合いながら支度をするのだそう。「パーティーは年に5回くらい」とアンナさん。「友達のなかには週1回、月2回と行く人もいます」。



















無料会員登録はこちら
ログインはこちら