【名車ブルドッグの再来か】シティ・ターボⅡを彷彿とさせる姿、世界初公開のホンダ小型EV「Super-ONE Prototype」にスポーツカー好きが歓喜

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スーパーワンの運転席および助手席
スーパーワンの運転席および助手席(筆者撮影)

また、内装では、専用のスポーツシートを備えることで、安定したドライビングポジションを確保。表皮には、ホワイトとグレー、それにアシンメトリーに配置したブルーをマッチングさせることで、遊び心あふれるコーディネートも演出している。

ちなみに、今回発表された仕様となる以前のコンセプトモデル「Super EV Concept(スーパーEVコンセプト)」は、2025年7月にイギリスで開催されたモータースポーツイベント「グッドウッド・フェスティバル・オブ・スピード」に登場。クラシックカーから最新のレーシングカーまで、様々な車両が走行する全長約1.9kmのヒルクライムコースを力強く疾走し、その動力性能の高さを証明している。市販モデルも含め、その乗り味についても現在はまだ不明だが、実際にどのような走りを楽しめるのかが今からとっても気になるところだ。

2026年に市販予定

ステアリングには、BOOSTモードのスイッチも用意されている
ステアリングには、BOOSTモードのスイッチも用意されている(筆者撮影)
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ともあれ、従来のBEVが持つスムーズかつパワフルな加速力と、エンジン車が持つ音や振動などの感覚的要素を併せ持つ、新次元のBEVスポーツモデルとなることが期待できるスーパーワン。1980年代のホットハッチ全盛期を知る筆者も、展示ブースで現車を見て、少なからず心が躍ったのは事実だ。きっと、同世代のスポーツカー好きなどにも、気になっている人が多いだろう。

なお、量産モデルに関しても、詳細は未発表だが、ホンダによれば、2026年より日本を皮切りに、小型EVのニーズの高いイギリスやアジア各国などで発売を予定するとのこと。具体的な発売時期や価格など、続報に期待したい。

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平塚 直樹 ライター&エディター

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ひらつか なおき / Naoki Hiratsuka

1965年、福岡県生まれ。福岡大学法学部卒業。自動車系出版社3社を渡り歩き、バイク、自動車、バス釣りなどの専門雑誌やウェブメディアの編集者を経てフリーランスに。生粋の文系ながら、近年は自動運転や自動車部品、ITなど、テクノロジー分野の取材・執筆にも挑戦。ほかにも、キャンピングカーや福祉車両など、4輪・2輪の幅広い分野の記事を手掛ける。知らない事も「聞けば分かる」の精神で、一般人目線の「分かりやすい文章」を信条に日々奮闘中。バイクと猫好き。

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