【名車ブルドッグの再来か】シティ・ターボⅡを彷彿とさせる姿、世界初公開のホンダ小型EV「Super-ONE Prototype」にスポーツカー好きが歓喜

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スーパーワンのリアビュー
スーパーワンのリアビュー(筆者撮影)

ただし、これもホンダの開発者によれば、「N-ONE e:は軽自動車ということもあり、本来の性能をあえて抑えたセッティングにしている」という。対するスーパーワンでは、大型化したボディと相まって、「本来の動力性能を十分に引き出すことが可能だ」と語る。

とくに、このモデルでは、専用開発の走行モード「BOOST(ブースト)モード」を採用。ステアリングの右側にあるスイッチを押すと、パワートレインの性能を最大限に引き出し、力強く鋭い加速を生み出すというのだから期待は高まるばかりだ。

変速ショックやサウンドにもこだわるホンダらしさ

スーパーワンのインテリア
スーパーワンのインテリア(筆者撮影)

また、いわゆる有段変速機のようなギアチェンジの感覚を再現した「仮想有段シフト制御」も搭載。モーターで走行するBEVながら、ICE(内燃機関)モデルのようにギアの変速ショックなども味わえるギミックも追加する。

加えて、アクセルなどの運転操作に応じ、迫力のある仮想のエンジンサウンドを車内に響かせる「アクティブサウンドコントロールシステム」も搭載。聴覚的な運転の楽しさを味わいたいスポーツカー愛好家などの嗜好に応える機能も備える。

このモデルでは、ほかにも、3連メーターや変化するイルミネーションカラーなど、BOOSTモード起動時に楽しめる機能も採用し、視覚的にも気分を高揚させる工夫を施している。

次ページコンセプトモデルではなく、市販を前提に開発
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