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カリスマ経営者、伊藤忠・岡藤会長が「商社の順位」にこだわる理由、セブンとのこれから、総合商社の未来を語り尽くす

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――わくわくする仕事とは?

うちの金属カンパニーでは、ファミリーマートの冷蔵庫など什器の廃棄を請け負う仕事もしている。ダイキン工業のコンテナ冷凍機の販売もやっている。ダイキンの製品は今アメリカで攻勢をかけていて、みんなすごく楽しそうに仕事をしている。コアの資源ビジネスは重要だけど、こうした派生ビジネスも大切だ。

CO₂の影響をいちばん受けるのも資源ビジネスだ。脱炭素ではいろいろな対応が出てきているが、われわれもこの流れに乗ってビジネスを開拓していく。そこに大きな可能性があると思う。何十年も前の資産を守っていくことも大事だが、早く新しいこともやっていかないと、商社の魅力が落ちていってしまう。

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