サウナで「ととのった!」は"疲労感"が取れるだけ…専門家が指南【本当に疲れを取る】2つの入浴法

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たしかに温泉地は自然に囲まれている環境が多いため、身も心も癒やされているような気分になるでしょう。しかし、これも自律神経をより酷使してしまっている可能性があります。

というのも、温泉へ行くと、いつもより熱めのお湯に、しかも長い時間、何度も入りがちです。「せっかく温泉に来たんだから、何度も入らないともったいない」という「もったいない意識」が発動してしまう人が多いのではないでしょうか。

温泉につかるたびに体温や脈拍、血圧は上昇し、自律神経は大忙し。何度も入るほど、確実に脳と疲労は蓄積する……ということは覚えておきましょう。

入浴からは少し話がずれてしまいますが、週末を利用して1泊2日で温泉へ行く「弾丸旅行」は、疲れを増幅させるだけです。

移動するだけでも自律神経は疲弊。2日間という短い期間で繰り返し温泉に入ろうとしてしまい、食事の量も普段より多くなり、お酒も進んでしまう可能性が高くなります。

そうなると、リフレッシュできたような気分になったとしても、自律神経は休息どころか、むしろ酷使されっぱなしに。

温泉地へ赴くときは、2泊3日以上の日数をかけて余裕をもち、ゆったりした気分で自律神経と体を休ませてあげましょう。

「サウナや岩盤浴」は、むしろ疲労が増す恐れも

昨今、人気のサウナや岩盤浴、ホットヨガも、自律神経にとっては「勘弁してほしい」代表例です。

これらは、必要以上の刺激を与えることで、体がデトックスされて元気になったような気がしているだけ。「疲労感」だけが取れて、「疲労」はまったく取れていない典型といえるでしょう。

実際に、疲労が取れるというような科学的な根拠もありません。

気温も湿度も高い空間にいるわけですから、当然のように脳の温度は上がる一方。自律神経をボロボロに酷使しているだけで、疲労回復という観点で考えると逆効果です。

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