【367PSの3.0Lターボエンジンにハイブリッドシステムをドッキング】刺激的なアウディのスポーツSUV「SQ5スポーツバック」が持つ特別感

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ほかにも、コンフォート・モードでは、パワーの出方やサスペンションの設定がかなりソフトとなり、快適重視の設定となる。また、エフィシエンシー・モードにすると、出力特性をマイルドにするだけでなく、エアコンの風量を抑えるなどで、燃費性能を向上させる設定となる。

このように、SQ5スポーツバックは、スポーツグレードらしい俊敏な走りはもちろん、日常使いやレジャーなどで長距離走行をする場合など、乗るシーンに応じた設定が可能。速いだけじゃない、懐の深いクルマだといえる。

先進運転支援システム

ハイマウントストップランプの光をリヤガラスに映し出すリヤウィンドウプロジェクションライト
ハイマウントストップランプの光をリヤガラスに映し出すリヤウィンドウプロジェクションライト(写真:三木 宏章)

先進運転支援システムでは、渋滞追従機能付き「ACC(アダプティブ・クルーズコントロール)」やレーンアシスト機能など、高速道路などの長距離移動などでも、快適で疲労を軽減してくれる最新の機能が満載だ。また、ヘッドライトには、8パターンの点灯パターンを選べる「デジタルライトシグネチャー」を選択可能。オプションでデジタルOLEDリヤライトを選択すれば、テールライトの点灯パターンも同じく8パターンから選ぶことができる。

さらに、「リヤウィンドウプロジェクションライト」も採用(タイプ別設定)。これは、ブレーキ時にルーフスポイラーにあるハイマウントストップランプの灯火をリヤウィンドウ上部に映し出すというもの。これにより、ブレーキライトの警告表示を強調する。新型では、こうした最新技術を用いた灯火系ユニットを採用することで、さらなる安全性能の向上も図っている。

後席・荷室の使い勝手

SQ5のリアシート
SQ5スポーツバックのリアシート(写真:三木 宏章)

SQ5スポーツバックを含むQ5シリーズでは、リヤシートのアレンジが豊富で、荷室も容量が比較的大きいため、荷物の積載性も良好だ。たとえば、後席には3人が快適に座ることができるベンチシートを採用。座面の前後移動や背もたれのチルト(傾斜)調整が可能なことで、乗員の体格や好みに応じたセッティングを可能とする。

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