【367PSの3.0Lターボエンジンにハイブリッドシステムをドッキング】刺激的なアウディのスポーツSUV「SQ5スポーツバック」が持つ特別感

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なお、車両重量についても、標準仕様車は2060kgだが、アダプティブ・エアサスペンションに加えパノラマサンルーフも装着した試乗車では、+50kgの2110kgとなっている。

運転席まわりについて

SQ5スポーツバックの運転席まわり
SQ5スポーツバックの運転席まわり(写真:三木 宏章)

運転席に座ってみる。オプションのファインナッパレザーをあしらったスポーツシートは、走行中に体をしっかりとホールドしてくれ、快適性も抜群だ。高級感が高いだけでなく、機能性にも優れている(標準のシート表皮はレザー/アーティフィシャルレザー)。

座った感じは、座面が低めで、足が前方に伸びるセダン的な印象。比較的スポーティなドライビングポジションといえるだろう。SUVとしてはやや低めのポジションとなるが、かといって前方視界は悪くない。とくにフロントフードの先端まで見えるのは好印象で、細い路地などでも見切りをしやすい。

ちなみに新型のシートは、アウディジャパンによると、先代モデルと比べ、座面上下の調整幅を増やしているとのこと。そのため、より低い戦闘的ポジションからSUVらしい高めのポジションまで調整できるという。今回の試乗では、比較的低めのポジション設定で走ったが、やはりSUVは視線が高いほうが好みといった人にも十分対応する調整幅を持つようだ。

SQ5スポーツバックのコクピット
SQ5スポーツバックのコクピット(写真:三木 宏章)

ディスプレイには、運転席と助手席の前に「MMIパノラマディスプレイ」を設置。ステアリング奥のメーター部分に11.9インチの「アウディバーチャルコックピット」、センターモニターには14.5インチの「MMIタッチディスプレイ」を採用する。これらは、インテリアと見事にマッチングするデザインにより、必要な情報が一目でわかりやすいとともに、コックピットにラウンジのような雰囲気も演出する。

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