【367PSの3.0Lターボエンジンにハイブリッドシステムをドッキング】刺激的なアウディのスポーツSUV「SQ5スポーツバック」が持つ特別感

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新型Q5シリーズは、この新システムを搭載することで、高い動力性能と優れた燃費性能を両立。とくに、SQ5スポーツバックは、シリーズ最強の動力性能を持つだけに、一体どんな走りを味わえるのか、試乗前からかなり興味津々だった。

SQ5スポーツバックの外観

SQ5スポーツバックのスタイリング
SQ5スポーツバックのスタイリング(写真:三木 宏章)

新型の外観は、アウディ車の特徴といえるシングルフレームグリルがより幅広くなり、さらに迫力を増したフェイスデザインが印象的だ。とくに、SQ5スポーツバックでは、シングルフレームグリルがマットチタンブラック仕上げとなっているのが特徴。グリルのフレーム部などにはマットシルバークロームカラーもあしらうことで、洗練された印象とスポーティさを両立させている。

車体全体のフォルムは、より立体的で彫りの深いボディラインや、ヘッドライトとテールライトをつなぐショルダーラインを直線的にすることで、車両をより長くみせるとともに、力強くダイナミックなシルエットを生み出している。また、リアには、高い位置にあるリヤバンパーや鋭く傾斜したリヤウィンドウにより、シャープでスポーティな印象を強化。ボディラインと一体化したLEDリヤコンビネーションライトが、先進性も演出する。

SQ5スポーツバックのリアビュー
SQ5スポーツバックのリアビュー(写真:三木 宏章)

ボディサイズは、標準仕様のSQ5スポーツバックの場合で、全長4715mm×全幅1900mm×全高1645mm、ホイールベース2820mm。ただし、今回の試乗車では、オプション設定の「アダプティブ・エアサスペンション」を装着するため、全高は-15mmの1630mm、ホイールベースは+5mmの2825mmとなる。

ちなみに、このアダプティブ・エアサスペンションとは、車高や減衰力を電子制御し、走行状況に応じて乗り心地や走行性能を最適化するシステムのこと。乗り味に関しては後述するが、より高次元の走りを期待できる機構だ。

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