【367PSの3.0Lターボエンジンにハイブリッドシステムをドッキング】刺激的なアウディのスポーツSUV「SQ5スポーツバック」が持つ特別感

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ちなみに、アウディジャパンによると、先代のSQ5スポーツバックでは、ユーザーの多くが「30歳代など比較的若い層」だ。もちろん、Q5シリーズに属する他のタイプのように50歳代などもいるが、比較的若く、スポーツモデルが好きなユーザーから支持を受けているという。

おそらく、新型のSQ5スポーツバックも、高級感と走りの楽しさを併せ持つことで、メインのユーザー層は先代とほぼ同様になるのではないだろうか。とくに新型は、マイルドハイブリッドMHEV Plusと、大排気量3.0L・V型6気筒ターボにより、さらに俊敏で余裕ある走りを味わえるはずだ。また、先述のとおり、豊富なドライブモードなどにより、速さだけでなく、より快適性や燃費を重視した走りもできるなど、懐はなかなか深い。

SQ5スポーツバックのまとめ

SQ5スポーツバックのフロントフェイス
SQ5スポーツバックのフロントフェイス(写真:三木 宏章)
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これらを総合して考えると、休日にワインディングなどでスポーティな走りを楽しむだけでなく、日常の足としても愛車と付き合いたい層には最適だと思う。幅広い使い方ができるクルマだけに、スポーツモデル好きだけに限らない、より幅広いユーザー層からも支持を受ける可能性がある。

ともあれ、SQ5スポーツバックはじめ、アウディのミドルサイズSUVを代表する新型Q5シリーズに対し、市場がどのような反応を示すのかが今後注目だ。

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平塚 直樹 ライター&エディター

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ひらつか なおき / Naoki Hiratsuka

1965年、福岡県生まれ。福岡大学法学部卒業。自動車系出版社3社を渡り歩き、バイク、自動車、バス釣りなどの専門雑誌やウェブメディアの編集者を経てフリーランスに。生粋の文系ながら、近年は自動運転や自動車部品、ITなど、テクノロジー分野の取材・執筆にも挑戦。ほかにも、キャンピングカーや福祉車両など、4輪・2輪の幅広い分野の記事を手掛ける。知らない事も「聞けば分かる」の精神で、一般人目線の「分かりやすい文章」を信条に日々奮闘中。バイクと猫好き。

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