「これなら毎年受けてもいいよ!」インフル点鼻ワクチンが子どもにはメリット大な訳――注射との違いや効果、副作用について《医師が解説》

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補助については、お住まいの自治体のホームページで確認してみましょう。補助が受けられる医療機関が限定されていることもあるので、かかりつけの医療機関が対象医療機関か否かも確認してください。

メリットの多いフルミスト

鼻に噴霧するタイプのワクチンは1回で済み、注射が苦手なお子さんでもストレスが少ない方法です。また、自然な形で免疫を作ってくれて、ウイルスの侵入口で守るという点で、理にかなった方法といえます。

すでにインフルエンザは流行期入りしています。

すぐにワクチン接種が必要な時期に入っていますが、フルミストは国内での供給量が少ないため、かかりつけの医師に在庫の有無を確認し、早めに接種することをオススメします。入荷がない場合は、注射型のワクチンを接種してください。

久住 英二 立川パークスクリニック院長

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くすみ えいじ / Eiji Kusumi

1999年新潟大学医学部卒業。内科専門医、血液専門医であり、旅行医学やワクチンに関する造詣が深い。国家公務員共済組合連合会虎の門病院で内科研修ののち、臍帯血移植など血液がんの治療に従事。血液内科医としての経験から感染症やワクチンにも詳しく、常に最新情報を集め、海外での感染症にも詳しい。2024年12月に立川高島屋SC10階に内科、小児科、皮膚科の複合クリニック「立川パークスクリニック」を開業した。

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