ミシュランガイドにホテル版があるって知ってる?レストラン「星」とは違う5つの基準で"最高評価"を受けた日本のホテル7軒の特別な魅力
旅行先でレストランを利用しないことはあっても、ホテルを利用しないことは少ない。したがって、旅行者にとってはレストランよりもホテルの方が優先度が高いので、ホテルの評価に価格の軸があるのは理解しやすいところだ。ちなみに、レストランセレクションの評価では、“手頃な価格のレストラン”としてビブグルマンがあるが、ホテルセレクションの評価では、“キーなし”はあるが、“手頃な価格のホテル”はない。
最高評価を受けた日本の7軒のホテル
ホテルセレクションに掲載されたホテルは、全世界で7000軒を超える。日本のホテルは243軒で、キーがついたホテルは128軒。内訳は、3ミシュランキーが7軒(昇格1軒)、2ミシュランキーが20軒(新規2軒、昇格2軒)、1ミシュランキーが101軒(新規18軒)となっている。
3ミシュランキーとして評価されたのは、「強羅花壇」(神奈川県箱根町)、「ホテル ザ ミツイ キョウト」(京都府京都市)、「アマネム」(三重県志摩市)、「パレスホテル東京」および「フォーシーズンズホテル東京大手町」(東京都千代田区)、「ブルガリ ホテル 東京」(東京都中央区)、「あさば」(静岡県伊豆市)で、東京勢が強い。
「あさば」が2ミシュランキーから3ミシュランキーに昇格し、「ローズウッド宮古島」(沖縄県宮古島)と「御宿 竹林亭」(佐賀県武雄市)が2ミシュランキーに新しく選定。「雅叙苑」(鹿児島県霧島市)と「THE HIRAMATSU 軽井沢 御代田」(長野県御代田町)が2ミシュランキーに昇格した。
新規や昇格ばかりなのが特筆すべきところ。ただ、ミシュランキーの評価は始まったばかりなので、納得できる帰結だ。
今年から新設された、以下4つのアワードも注目されている。
ミシュランアーキテクチャー&デザインアワードでは、美術館とホテルが一体となった香川県の施設「ベネッセハウス」が5つのホテルの中にノミネートされたが、残念ながら受賞には至らなかった。


















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