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「飲食の店長はいまや高級取り」 丸亀製麺の「トリドール」が発表した《年収2000万円店長》が与えた衝撃…「単なるウケ狙い」とは言えないワケ

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  • 岩崎 剛幸 経営コンサルタント/ムガマエ代表取締役社長
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2位のサッポロはサッポロビール社員の給与、3位の東海汽船は船員や貨物従業員の給与が高いため平均を押し上げていると見られますので、外食中心で見るとコメダ、F&LC、トリドールという順番になると見てよいでしょう。

トリドールは業界の中では決して低くない、むしろ高い企業の1つです。

(出所:「SalesNow DB」より。同社のデータベースに登録されている上場企業を対象に、商業登記や不動産登記、税務署の公示データ、官報公告記事、官公庁、企業が公開する情報を基にデータを抽出。調査期間は24年6月1日~25年6月1日)

ただし、このデータは本部社員なども含まれたデータとなるため、従業員の感覚からすると「こんなにもらってないけど」というデータになっている企業もあります。実際の現場の店長はどのくらいの年収なのでしょうか。

求人媒体にて掲載されているデータを基に、主要企業の業態別店長年収をまとめてみました。

地域、店長経験、各種手当などにより実際にはもっと幅がでると思いますが、目安として大手飲食業の店長になると、年収500万円前後というのが一般的な目安のようです。

3年後には「年収2000万円店長」が10人ほど誕生

この中では、25年4月から店長(社内呼称はマネージャー)職でも最大年収1000万円以上の年収を得ることも可能にした、すかいらーくホールディングスの年収が目立ちます。

そうした中で前述のとおり、トリドールは、丸亀製麺の店長年収を現在の最大520万円から最大2000万円にまで大幅に引き上げると発表しました。これまでの年収目安からすれば約4倍です。

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【「心的資本経営」って何?】

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