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生体価格40万円の《プレーリードッグ》、飼い主に放置され"死にゆく準備"していた里子を迎えた女性の決断…地元農家に頼んで「自ら牧草栽培」

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向日葵ちゃんは、まる子さんにべったりの寂しがりやの女の子(写真提供:まる子さん)

地元の農家に頼み、飼い主自ら「牧草」を栽培

先住の南天ちゃんと向日葵ちゃんは相性が悪く、最後まで別の部屋で飼育を続けた。南天ちゃんはプレーリー界隈でも有名なお転婆娘。まる子さんでさえ、本当はオスなんじゃないかと疑うほどに、歳を重ねてもパワフルだった。

しかしプレーリードッグにとって、7歳は鬼門。あれほど健康だった南天ちゃんもまた、7歳を超えたとたん、がんになってしまう。

「プレーリードッグって、牧草とペレットを主食とするんですが、市販のものは多少添加物が入っているんです。南天には、新鮮な牧草を作ってあげたくて」

まる子さんは、小動物用の安全な牧草を育てようと考えた。地元の農家に頼み、畑の一角を貸してもらい、まずは野菜作りから始める。しかし牧草を育て始めたのは、1年ほど経ってからだった。

「牧草は私たちにとっては貴重な植物ですが、農家さんにとってはただの雑草です。育てるとなれば種も舞うだろうし、周囲に雑草を取る手間をかけてしまうので」

まずは専業農家への尊重と信頼関係づくりから。最初は「すぐにやめるだろう」とあきれ顔で見ていた農業の「師匠」も、まる子さんの熱意を認め、最終的に牧草を育てることを許してくれた。

まる子さんが栽培・販売している小動物用の牧草(写真提供:まる子さん)
まる子さんの育てた牧草をたべるプレーリードッグ(写真提供:まる子さん)

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【【本音】またプレーリードッグを飼い続けたいか…?】

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