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ライフ #だから、ひとり暮らし

50歳で早期退職し起業、彼女の人生観を変えた「ひとり暮らし」。《60歳からは新しいステージへ》「私はいつも幸せ」と答えられる暮らしがしたい

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  • 蜂谷 智子 ライター・編集者 編集プロダクションAsuamu主宰
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「職業としては“快眠コンシェルジュ”を名乗っていますが、私がお手伝いしているのは、良質な眠りを通して、その人が笑顔で幸せでいられるよう、暮らしを整えることなんです。

眠りは毎日、体が自分自身に戻っていく行為。だからよく眠ることは深いセルフケアにつながる。他のことがままならなくても、ぐっすりと眠ることはできます。質の良い眠りって、自分に贈るプレゼントなんです」

マンションの雰囲気にあわせて購入したイギリスのアンティークのテーブル。今はここがオフィスでもある(撮影:今井康一)

「一生を“20年”で区切ると?」人生の冬支度

ヨシダさんは、来年60歳を迎えるにあたり、40代で購入したこの家から引っ越し、別の土地へと移ることを考えているそうだ。今も父は自立しており、ヨシダさんの決断に賛成してくれた。

「私は人生を20年ごとに移ろう四季のように考えているんです。60歳からは新しい季節である“冬の章”に入る。冬は何も起きない季節じゃなくて、秋に蓄えた実りを放出して楽しむ時期だと、私は考えています。

だから身体が動くうちにいろいろな経験をしたくて。2年ごとに引っ越すような生活もいいですね。思うままに人生を使い切って、年齢を重ねて身体が動かなくなったときに『楽しかった! 幸せな人生だった』って、満足できるようにしたいから」

思い切り仕事に打ち込んだ会社員生活や、最愛の母を見送った介護生活を経て、天職を得たヨシダさんは、新しい季節を迎えることを、楽しみにしているようだった。

基本的にミニマリスト。スッキリとした空間に思い出深いアイテムを厳選して飾って(撮影:今井康一)
母が持っていた木の動物たち。今はヨシダさんのベッドサイドに置かれている(撮影:今井康一)
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