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「正直、ドジャースのワールドシリーズ完全勝利は望まない」 テレビマンが吐露した本音…日本のテレビが思い描く「MLB」《最高のシナリオ》

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  • 木村 隆志 コラムニスト、人間関係コンサルタント、テレビ解説者
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あらためて大谷選手が初めてポストシーズンの試合に出場し、山本選手とともにチャンピオンに輝いた昨年の状況を振り返りましょう。

ドジャースはディビジョンシリーズでダルビッシュ有選手と松井裕樹選手のいるサンディエゴ・パドレスに3勝2敗、リーグチャンピオンシップシリーズで千賀滉大選手のいるニューヨーク・メッツに4勝2敗、ワールドシリーズでニューヨーク・ヤンキースに4勝1敗で勝ちました。

「大谷ハラスメント」なる言葉も話題に

いきなり日本人対決となるパドレスとの戦いで、しかも第5戦までもつれたことで世間の関心は急上昇。さらに続くリーグチャンピオンシップシリーズのメッツ戦・第6戦は日本テレビがゴールデンタイムで緊急放送しました。

試合は日本時間の日中に終了していたため、すでに結果がわかったうえでの実質的な再放送。「しゃべくり007」「月曜から夜ふかし」という人気番組を休止させる編成が賛否を集めました。

その後、ワールドシリーズのヤンキース戦はフジテレビが全戦を放送。

しかもまったく同じ日程でNPBの日本シリーズが行われていたため、フジテレビが「ワールドシリーズを朝から昼に生放送、夜に再放送」という1日2回の編成を組み、“日米の頂上決戦がバッティングする”という事態が発生しました。

また、この間、朝から夜まで報道・情報番組の多くが、衆議院議員選挙などの大きなニュースがある中、MLBの話題をメインで扱ったこともあって、「大谷ハラスメント」「ドジャースハラスメント」という言葉が話題になりました。

今年もドジャースと大谷選手らが勝ち進むほど、昨年のように盛り上がりは増していくのか。「ハラスメント」とまで言われるほどの報道ラッシュがあるのか。

それを探るべく、ドジャースがポストシーズン進出を決める直前の9月中旬から、テレビ、スポーツ新聞、ネットメディアの関係者にオフレコを条件に率直な意見を聞きました。

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【「できるだけ多くの日本人対決を」】

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