【ホンダ「プレリュード」復活で再燃!?】セリカやシルビアなどの国産からBMWやベンツなどの輸入車まで、昭和に流行したデートカー文化を追想

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ちなみに、2代目のF31型レパードは、刑事ドラマ「あぶない刑事」シリーズ(日本テレビ系)の劇中車として登場したことでも有名だ。当時、テレビドラマで颯爽と走るレパードの姿を見て憧れたファンも多く、まさにソアラと双璧をなす人気モデルの1台だった。

【1988年】S13シルビア

1988年にデビューしたS13型シルビア(写真:日産自動車)

日産の「シルビア」も、スポーティかつスタイリッシュなフォルムなどが人気だったモデル。なかでも、デートカーとして有名なのは、1988年に登場した5代目S13型だ。

1965年発売の初代モデル以来、2002年に7代目のS15型が販売終了となるまで、ロングセラーを続けたのがシルビアだ。5代目となるS13型は、「アートフォース・シルビア」というキャッチコピーで登場。5ナンバーサイズのコンパクトで流麗な2ドアクーペのボディは、デザインにかなりこだわって開発。均整のとれたクーペらしい美しいボディラインなどが評判となり、若者を中心に多くのファンを獲得した。

S13型シルビアのリアビュー(写真:日産自動車)

エンジンには、ハイパワーを誇る2.0L・直列4気筒の「SR20型」を搭載し(前期型は1.8Lエンジン)、NAとターボを用意。とくにターボ車は最高出力205PSを発揮し、俊敏な走りに貢献した。また、当時の高級車に設定の多かったマルチリンク式サスペンションをリアに採用することで、抜群の乗り心地も実現した。

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