【ホンダ「プレリュード」復活で再燃!?】セリカやシルビアなどの国産からBMWやベンツなどの輸入車まで、昭和に流行したデートカー文化を追想

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しかも、走りもかなりよく、最上級グレードには、3.0L・直列6気筒ツインカム・ターボエンジンを搭載。最高出力230PSもの大パワーにより、余裕ある走りを実現していた。また、2.0L・直列6気筒エンジン搭載モデルもあり、ツインターボを含む3機種を用意し、豊富なラインナップを誇っていたことも特徴だ。

さらに足まわりは、4輪ダブルウィッシュボーン式サスペンションを採用し、優れたコーナリング性能も発揮。電子制御サスペンション仕様やエアサスペンション仕様なども用意され、いずれも快適な乗り心地を実現していたことも魅力だった。

【1986年】2代目レパード

1986年発売の2代目レパード
1986年発売の2代目レパード(写真:日産自動車)

日産「レパード」も、当時人気だったスペシャリティカーのひとつ。なかでも、トヨタ・ソアラの対抗馬として開発されたといわれる2代目のF31型は、やはり大ヒットしたデートカーの1台だった。

1986年に登場した2代目は、初代モデル(1980年発売)に設定があった4ドアモデルを廃止し、2ドアクーペのみを設定。先代モデルがイタリア車を意識したボディデザインだったのに対し、クラシカルで高級感あふれる外観スタイルを採用した。

V型6気筒3.0LのVG30DEエンジン
V型6気筒3.0LのVG30DEエンジン(写真:日産自動車)

搭載エンジンは新開発したV型6気筒で、排気量には3.0Lを頂点に、2.0LのターボやNA(自然吸気)といった3タイプを用意。さらに、後期型には3.0LターボのVG30DETエンジン搭載車も追加。最高出力255PSもの大パワーを発揮し、ライバルのソアラに負けない速さも実現した。

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