「東京ジャイアンツタウン」が目指す地域との関わり方 2年後の完成に向けた現在の取り組みを聞いた
幼い頃から東京ジャイアンツタウンに馴染んで、大人になって家庭を持ったり、仕事を辞めてリタイアした時なども利用してもらったり……。地域の方々の人生に寄り添い続けることが理想です」(梅崎氏)


世代を超えた知恵を結集、若手のアイデアを生かす
読売グループ各社のリソースを結集したプロジェクトには、実務を回してきた若手のアイデアが存分に生かされているという。
「読売新聞東京本社、読売巨人軍、よみうりランドの3社が向き合って話し合いを続けています。その中で、実際にエンターテインメントやスポーツといった興行に関わり、実務を回してきた若手たちのアイデアは非常に得難いものがあるんです。彼らが現場の第一線で取り組んでいることが我々にとってもすごく刺激になっています。
抽象的なコンセプトだけではダメで、それをどう施策に落とし込んでいくのか。地域の方々にはどうすれば受け入れてもらえるのか。野球ファンにどう広げていくのかといった課題を解決するためには、世代を超えた知恵を集めなければいけませんし、これまで多くのディスカッション、ブレストを重ねてきたことが効果のある施策につながっているのかもしれません。
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