他の施設にはない独自の強みとは? 「東京ジャイアンツタウン」開発の経緯と現状

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今年3月には、東京ジャイアンツタウンの中核施設としてジャイアンツタウンスタジアムが先行オープン。2027年の東京ジャイアンツタウンのグランドオープンへ向け、さまざまな構想が練られている。

周辺に戸建て住宅やマンションが多数建設予定

「球場、水族館、飲食店の3つの施設が出揃うと想定される時期をグランドオープンとしています。水族館は今年1月に着工しており、飲食店に関しては基本計画を練っている段階です。球場とサブグラウンド、水族館が入ることになる95街区がメインのエリアとなり、4万2千平方メートル。その隣にある9千平方メートルの40街区には、飲食店と駐車場。それぞれ1万2千平方メートルの97街区と44街区にも、駐車場を作る予定です。東京ジャイアンツタウンというのは、これらの総称です。

今後は東京ジャイアンツタウンの周辺に戸建て住宅やマンションが多数建てられ、周辺エリアの人口は7000~8000人になると聞いています。地域の皆さまに『東京ジャイアンツタウンの街』と思っていただけるような施設になればいいなと願っています」(梅崎氏)

(撮影者:小椋裕一)
(撮影者:小椋裕一)

近くにあるよみうりランド遊園地などとの連携もイメージしているという。

「夏はプール、冬はイルミネーションと、よみうりランドには毎年多くの人が訪れますし、温泉施設やフラワーパークもあります。チケットをお得に買える『よみランCLUB』という会員組織がありますが、例えばよみランCLUBでチケットを販売したり、アプリを作ってポイント制にしたりすれば相乗効果があるんじゃないかと。球場のビジョンで遊園地のイベントを告知することもできますしね。

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