まだ間に合う?"地に足がついた"東京「中古マンション投資」のキホン――価格高騰でも今が狙い目の3つの根拠
対象とする顧客層、投資の目的、そしてリスクの性質、そのすべてが根本的にまったく異なります。
対象者に関して言えば、数億円、数十億円規模の不動産投資は、有り余るほどの自己資金を持つ「超富裕層」でなければ参加できない世界です。彼らにとって、数億円の投資は資産ポートフォリオの一部。たとえ失敗したとしても、人生が揺らぐことはありません。
いわば、使い切れないほどの資産を持て余した者が、さらなる資産を求めて行う、スケールの大きなゲームなのです。
中古マンションは堅実な「投資」
一方で、私たちが主戦場とする中古マンション投資の主役は、会社員や公務員の方々です。年収500万円台からでも、金融機関のローンというレバレッジを効かせることで、着実に資産を築いていくことができるからです。
繰り返しになりますが、私がこの仕事にやりがいを感じているのは、超富裕層にさらに富を得てもらうことではありません。日々、真面目に働いている方々が給料以外の安定収入を得て、将来の不安を解消するお手伝いをすることが、私の使命だと思っています。
投資の目的も異なります。
タワーマンション投資の主目的は、短期的な価格上昇による売却益(キャピタルゲイン)です。市況を読み、タイミングを計って売買を繰り返す、まさに「投機」です。当然、そのリターンは大きい可能性がありますが、価格が下落すれば大きな損失を被るというリスクも常に伴います。
それはある意味、ギャンブルに近い世界と言えるでしょう。
対して、中古マンション投資の基本は、長期的な家賃収入(インカムゲイン)による安定した資産形成です。
東京という人口集中エリアの底堅い賃貸需要を背景に、ローリスク・ミドルリターンを狙います。価格の短期的な変動に一喜一憂するのではなく、時間をかけて着実に資産を育てていくという考え方です。
それは「投機」ではなく、地に足のついた「投資」なのです。
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