そうめん以外でも、「焼きそばでいいよ」「うどんでいいよ」など、一年を通して使われるこの言い回し。そのほかにも興味深い意見がありました。
「ビジネスと家庭の文脈がごちゃ混ぜ」という指摘も

そもそも「〜でいいよ」という言葉は、その前に「何が食べたい?」などの質問の回答として出ることも多い。
だから、そういう質問自体をしない。聞くとしても「米と麺どっちがいい?」「そうめんとうどんどっちがいい?」など選択形式にしたほうがいいという提案。
さらに、ビジネスの場面だと、上司から部下に対し「簡単でいいから資料作って」という言い回しをするから、「そうめんでいいよ」という言い回しをするのは、ビジネスと家庭の文脈がごちゃ混ぜになっているのでは、という指摘もありました。
確かに、こうしたちょっとした言い回しというのは、言っている本人も自覚してない「上下意識」「役割分担意識」がにじみ出るもの。
「そうめんでいいよ」の言葉で論争が起きるのは、「パートナーに下に見られている」ことへの抵抗感が現代では強まっていることへの表れなのかもしれません。
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