「シミ、シワだけでない健康リスク」「9月は紫外線ダメージが重大」多くの人が知らない日焼けの真の恐ろしさ…ダメージを加速させる"NGケア"は?

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水分補給

日焼けすると脱水状態になりやすくなります。1日2L以上の水分摂取で脱水を予防したいところです。

抗酸化成分の摂取

紫外線によって生み出される活性酸素は肌細胞を傷つけるため、それが老化を促進させる原因となります。ビタミンCやリコピン、βカロテンに抗酸化成分が豊富に含まれているので、下記のような食物を摂ることが大切です。

・ビタミンC(キウイ、いちご、ブロッコリー)
・リコピン(トマト、スイカ)
・βカロテン(人参、かぼちゃ、ほうれん草)

 

肌の修復をサポートする成分の摂取

良質なタンパク質(鶏肉、魚、大豆製品)とビタミンE(アーモンド、アボカド)で細胞の修復と保護を促します。

サプリメントの活用

シミの原因となるメラニン色素の生成を抑えるには、L-システインとビタミンCがいいとされています。市販サプリでは、「ハイチオールCホワイティア」や「トランシーノホワイトCクリア」などの第3類医薬品が効果的。ただし、服用前は薬剤師に要相談です。

秋にうっかり紫外線を浴びてしまったら…

これから到来する行楽シーズン。気温は少し下がってきても、前述の通り紫外線は依然強い季節です。もしも油断して日焼けをしてしまった場合、適切な応急処置が重要です。大塚氏によると、「日焼け後は即座に冷却が最優先」とのこと。

具体的な方法は以下の通りです。

・冷たいシャワーや濡れタオル、保冷剤を包んだタオルで患部を10〜15分程度冷やす
・痛みが強い場合は、イブプロフェンなどの非ステロイド性抗炎症薬(NSAIDs)で炎症を抑制
・こまめな水分補給で脱水を予防
・セラミドやヒアルロン酸配合の低刺激保湿剤を使用

「水疱ができても潰さず、清潔を保って自然治癒を待ちましょう。発熱・悪寒・広範囲の水疱がある場合は迷わず皮膚科を受診してください」と大塚先生は強調します。

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