【渋谷駅30分以内】家賃相場が安い駅ランキング2025年! 乗り換え0回なら戸田駅、ねらい目は小田急線沿線
3位には東京都狛江市にある小田急小田原線・狛江駅が、家賃相場6万7000円でランクイン。2駅先の成城学園前駅(15位・家賃相場7万5000円)から小田急小田原線の通勤急行で下北沢駅に出て、京王井の頭線に乗り継ぐと渋谷駅までは計約22分でたどり着く。
狛江駅の高架下には商業施設「小田急マルシェ狛江」があり、1年ほど前にリニューアル。食品店やドラッグストア、飲食店、書店など20店舗が営業中で、昨年のリニューアル時には憩いの空間「コマノワテラス」も誕生している。
また、北口駅前にスーパー「Odakyu OX」全店で最大の売場面積を誇る狛江店があるのも便利なところ。スーパーのみならず、家電専門店や100円ショップ、ライフスタイルショップに衣料品店まで、4フロアに28店のテナントがひしめいている。ほかにも駅周辺には飲食店が立ち並び、市役所も徒歩5分ほどという暮らしやすそうな街並みだ。

ここまで見てきたトップ3を含め、同額4位の和泉多摩川駅・向ヶ丘遊園駅(家賃相場6万9000円)、8位の喜多見駅(同7万2000円)、12位の登戸駅(同7万3000円)、15位の成城学園前駅(同7万5000円)と、トップ15(19駅)には小田急小田原線から8駅もランクインしている。
いずれの駅も調査条件である「渋谷駅の30分圏内」をクリアしているだけでなく、小田急小田原線の起点駅である新宿駅までもそれぞれの駅から16分~24分ほどで行くことができる。渋谷駅と並ぶ都内屈指の繁華街・新宿駅までのアクセスの良さも重視しつつ、安く住める街を探したいなら小田急小田原線沿線は要チェックといえるだろう。
乗り換え0回で行ける駅に注目!
ランキング上位は家賃相場が6万円台である一方、渋谷駅まで2回の乗り換えが必要な駅も多い結果となった。乗車時間が30分以内であっても、通勤・通学ラッシュの時間帯にたびたび電車を乗り降りするのが面倒に感じる人もいるかもしれない。そんな人は、渋谷駅まで乗り換え0回で行ける駅に注目したい。
トップ15には渋谷駅に乗り入れているJR埼京線、東急東横線、JR湘南新宿ライン、東急田園都市線の沿線にある駅が8駅ランクインしている。15位の東急田園都市線・梶が谷駅は各駅停車と急行を乗り継ぐ「乗り換え1回・約21分」という最短所要時間のルートをランキングに記載しているが、各駅停車1本でも渋谷駅まで23分~26分ほどで行くことが可能だ。
