「なぜ、あの人だけ…?」年上に好かれない人・かわいがられる人の決定的な違い

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年上に好かれる人の感謝には、いくつかの共通点がある。

①.何に対して感謝しているのかを具体的に伝える

「ありがとうございます」だけでは弱い。

「◯◯を教えていただいたおかげで〜できました」
「昨日いただいたアドバイス、今日実践してみたら成果につながりました」

というように、感謝の背景をセットにして伝えることが相手に響く鍵となる。年上は、自分の行動が相手の役に立ったと実感できたときにこそ、心から嬉しさを感じるものだ。

「行動による感謝」で積み上がる信頼

②.「言葉」だけでなく、「行動」で感謝を伝える

口先だけの感謝ではなく、相手の助言や支援に対して、どんな行動で返したかを見せることが何よりの恩返しになる。たとえば、

・言われたことをすぐに実行してみせる
・成果が出たあとに、報告を兼ねて感謝を伝える
・小さな成功に、きちんと相手の存在を紐づけて語る

こうした「行動による感謝」は、年上の方にとって最も信頼の積み上がる瞬間となる。

③.「第三者を通して伝わる感謝」が一番強い

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直接の「ありがとうございます」も大切だが、別の誰かを介して伝わる感謝の言葉は、相手の心に強く残る。
「〇〇さんが、いつも感謝してるって言ってましたよ」
「△△さんが、あの時すごく助かったと話してました」

こういった間接的に伝わる感謝は、「本心で言っている」という信憑性を増し、印象に深く残る。

結局のところ、感謝とは、受け取る側が「ああ、この人は本当に大切に思ってくれているな」と感じられるかどうかにある。その感覚を持ってもらえる発言や行動ができる人は、どんな場面でも応援されていく。

中島 健寿

1996年、栃木県生まれ。立正大学法学部卒。 大学卒業後、独立。わずか3年で世界10カ国以上で展開し、1万人以上の組織を作る。 ビジネスの傍ら、現在は、これまでの経験をもとに「信頼され、引き上げてもらえる人になるためのコミュニケーション術」を軸にセミナーや講演を全国で展開。 また、10歳で野球を始め、中学時代には専用グラウンドもなくわずか5 人しかいないチームを2 年で日本一に導く活躍を見せる。15 歳で日本代表として国際大会に出場し、アジア大会準優勝。白鷗大学足利高校時代には同校初の選抜甲子園出場を果たす。大学時代には明治神宮野球大会で人生2 度目の日本一を経験。それぞれの世代で常に学生野球の頂点を極めてきた。 プライベートでは5歳、3歳、0歳の三児の父。

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