「二郎系ラーメン」は"恐怖の館"? 怖くて行けないZ世代がハマる疑似体験の中身
しかし、今のZ世代は、過ごし方やお作法が分からないうえに、上の世代が多いバーに行くのをしり込みし、怖い体験をするかもしれないくらいなら行かない、という選択をする人が多くなっているように思います。
「バーを知らない自分なんかが行って、周りの常連客に迷惑をかけやしないか」そんな心配をする大学生の声も多く聞きます。
よく言えば謙虚になっているとも言えますし、厳しい見方をすれば、好奇心は残っているものの、度胸や行動力が減っている、とも言えるかもしれません。
しかしZ世代をターゲットと考える企業は、このある種の「謙虚さ」を逆手にとれば、商品やサービスを考えると彼らの心をつかむ好機になる可能性があります。
Z世代の心情を汲んだビジネスも可能
今回のラーメン二郎の派生例のように、「入りやすいバー」や「(年上に気を使わなくてよい)学生限定のバー」や「自宅で友達と楽しめるバーキット」など、ジャストアイディアであれば無数に浮かぶはずです。
私事になりますが、私はYouTuberのひろゆきさんと「大人のかっこいい文化を次世代に伝えたい!」というコンセプトのチャンネル『今夜、銀座のバーで』というチャンネルを立ち上げました。
かつて若者が憧れたタバコやらお酒やら車やらあれやこれやのいわゆる「大人のたしなみ」。しかし、時代の大きな変革期、こうした文化が失われつつあります。
時代に合わせたい人は合わせたらよいと思いますし、「大人の文化」に憧れる若者はどうぞ飛びついて下さい! 人口ボリュームの多い中年で「大人文化」を盛り上げていきましょう!
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